本棚の物語
『ぬるい眠り』についたなら、『それは秘密の』物語。
『坂の途中の家』から飛び出して、向かった先は『東京タワー』。
僕らは『宇宙のみなしご』で、『死にぞこないの青』を身に纏う。あの『少女』も、きっと、同じ。
『アーモンド入りチョコレートのワルツ』が流れ始めた。『サーカスの夜に』ふさわしいメロディー。
これが僕の『ファーストラヴ』。
勇気を出して彼女に『告白』。
『ぼくは勉強ができない』けれど、たったひとつ、自信を持って言えるよ。君は『美しい人』だって。
『約束』をするように、君は『赤い指』を差し出して笑った。
「『わたしを離さないで』いてね。」
ここは二人の『ユートピア』。
『夜行観覧車』は『きらきらひかる』。
終わらないでよ、『ショート・トリップ』。
『モンスター』が『スイッチを押すとき』、『光』は消えてしまうから。
「『かわいそうだね?』」
まるで嘲笑うように、『つめたいよるに』君は消えていった。
あぁ、そうか!
『マリオネットの罠』にまんまとハマった。
きっともうすぐ『朝が来る』。
今日も始まる『いじめの時間』。
記されるのは『貴族と奴隷』の『残虐記』。
『絶対正義』の前で、僕は『沈黙』するしかない。
『神様』、お願いがあります。
『十字架』に吊るされるような『人間失格』な僕ですが、『もういちど生まれる』ことができるなら、『陰日向に咲く』花になりたいです。
それでは『さよなら、ニルヴァーナ』。僕は『神様のボート』に乗らなければいけませんので。
『龍神の雨』が降る中、僕は飛び込む『イン・ザ・プール』!
(自分の部屋の本棚にある小説を使う本棚の物語、でした。)