章節
自分には本当に仲良しな友達ができないと、
嘆いていたのを聞いて叫びだしたくなった。
私はあなたともっと近しくなりたいのに!
恋愛が駄目になるたびに、減ってしまった友達の数を思う。気軽に連絡してもいいものか、と考える時間がいちばん寂しい。
人間をやるのが、今でも苦手だ。
私にとって、自分自身を話すことは、裸を見られることより恥ずかしいのかもしれない。
小説の良いところは、すべてが実体験でも創作でも、或いは両方によって構成されていたとしても、面白ければなんでもアリなところだ。
私が作った私ではない人は、私の代弁者であり、理想論者であり、とんでもない反面教師だったりする。
「向いていなかった。たったそれだけのことだったのだ、たぶん」
これはどの私が言った?
可愛いと気持ち悪いの「違い」について話そう。
私は英語が弱いから、prettyとcuteの違いから復習させてほしい。
英語といえば、夢とdreamが同じ意味なのはどうしてか知ってる? 実はあれは、新生の日本語らしいって聞いた。
きっと私は未だに何枚も服を重ねてる
本当はあなたと話したいのだ。ちゃんとわたしの言葉で。
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