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4月に見た映画


4月も映画館に行けなかった。
4月こそは、と思っていたものの、新生活に慣れることや仕事をこなすことに必死で、映画館へ足を踏み入れることはなかった。
コロナもまた、感染者が増えてきているし、なんだか映画もなぁ…映画館安全だけど…という気持ちになったのも事実だ。

U-NEXTでバトルロワイアルをダウンロードしたものの、冒頭20分くらいでグロすぎてみるのをやめた。
あぁいうのは苦手だなと改めて思った。

そして見たい映画を探すこともなく、4月が終わってしまった。

しかし!
久々にドラマを1本みた。ので、その感想を少し書けたらと思う。

見たのは「死役所」。
マンガがすごくおもしろかったので、ドラマも見てみたいなと思っていたらU-NEXTにあったので、即再生ボタンを押していた。
主演の松岡君も好きだし、ひそかにファンである清原翔君が出ているのもポイントが高かった。
ちなみにでんでんさんも好きだし、松本まりかさまも好きだ。

割と原作に忠実かなぁという部分もあれば、ここは違うなというところもあったりして。
あとは毎回ゲストが出てくるけど、ジャニーズ多いな!ってのが率直な感想。

死について、生きることについて、人について考えさせられることの多いドラマなのだが、その中から1つだけ、第6話についてネタバレを。

原作だと「カニの生き方」というタイトルだったこのお話。
売れないお笑いコンビが「デッドオブコント」というコントの王者を決めるグランプリ(M-1的な?)の決勝に進出する。
しかしコンビの片方は遺伝性の病気で余命僅かとなっていた。それを隠してネタ作りをするが、決勝を目前にぶっ倒れて入院。
ヤキモキしながら待つ相方のもとに時間ギリギリに表れて、なんとかネタをやり、相方に遺書を渡し、そして天へ…というような話だった。(雑)

そして彼の死後、残された相方は1人お笑いの舞台へ。
デッドオブコントでも披露したネタ「男の感情」を観客の前で始める。
が、その内容は途中から「俺はあいつが大好きだった。死を受け入れられない。でもいつか相方の死は笑いに変えて届けますから、それまで待っていてください」というものに。

顔をぐしゃぐしゃにして泣きながら語る彼に、鳴りやまない拍手が降り注ぐ。
涙なしには見られない、神回となった気がします。

死んだ男の相方を演じたのは、ジャニーズWESTの重岡大毅さん。
名前は知ってるけど、顔も見たら知ってる気がするけど、よく知らない人でした。が、今回の死役所を見て、重岡さんについて少しネットで調べたところ、ジャニーズWESTのセンターなんだそうですね。

そして「他グループの絶対的センター、主役的な存在じゃなくて重岡大毅さんは彼がセンターにいることで他のメンバーが超輝く」みたいな解説?分析?を見つけたり「彼は本当にみんなから好かれている」みたいなエピソードを見たりして、あ~なるほど、と思いました。
私は演技などには詳しくないし、でもハッキリ言って重岡さんの演技が超うまい!とも思いませんでした(下手だとも思いませんでした!)。

でも顔をグシャグシャにして泣く彼、体いっぱいで喜びを表現する彼を見て、非常に好感が持てましたし、同時に感情移入する部分がありました。
で、調べると出るわ出るわ、いい話。

重岡さんの持つ人間性が、ドラマ内で最大限に発揮されてたんだな、と思いました。
また、周囲に愛される才能を持つ、原作の彼と、似たような部分を持っているんだなと。

亡くなった方の芸人さん役も、背が高くて細身でちょっと昔のイケメン風で、素敵でした。いいキャスティングだったと思います。

死役所は泣けるエピソードが多々ありますが、ドラマで泣けたのはこの1話だけでした。が、ほかの話もとても面白かったです。
原作もまだ完結しておらず、ドラマも途中のところをうまく最終話に持ってきたなって感じの終わり方だったけど。

次回作に期待したいですね。
あ、でも松岡君ってこれからもテレビでるんですかね。翔君もいつ復帰できるんだろう。

などと思いながら、5月はちゃんと映画見ようと誓いました。

終わり

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