スタートアップの社長をやめてフリーランスになったばかりの自分が今していること
ちょっと前にスタートアップの社長(代表ではない)を辞め、フリーランスとしての活動を始めたのですが、実は、今はあまりフリーランスとしての活動はしておりません。出来た時間を使って、天使の様な子供との時間を久しぶりにまったり楽しんでいる、というのはもちろんなのですが、仕事に絡むところでは以下に時間を割いています。
・これまでの「振り返り」を「じっくり」時間をかけて行う
・知識の再習得
・上記を(NOTE等で)アウトプット
・[おまけ]アウトプットを通じての文章力強化(文章力がないので、、、)
上記の、上3つに関して、何故それをするのか、を簡単にここに書いていきたいと思います。
忙しい時にこそ、「じっくり」立ち止まって振り返ってみることのススメ
振り返りが重要なのは当たり前だろ、と言われそうなので、もう少し説明しますと(とはいえ、実際に振り返りが不足していることは少なくない)、忙しい時にこそ「じっくり」と立ち止まって振り返ってみる、ということをオススメしたいなと思っています。
私自身、社長業をやめた後、結構時間をかけて振り返りをしました。その中には、「あー、こうしていればよかった」というものがたくさんあり、中には「何故こんなことさえも出来ていなかったのだろう」と後になって大きく反省するようなものも出てきました。それがかなり有意義で、働いている時にやっていればな、と強く思ったので、特に「経営者」の方々にこそ、強くオススメしたいと思いました。
というのも忙しい時は視点が狭くなると思っています。一番最初、これからベクトルを決めて大きく走り出すぞ、というときは結構立ち止まって考えると思いますが、一旦走り出すと、その後、なかなか立ち止まれない、立ち止まらない、ということが多いと思います。が、走り出してみると、当然見えてくる景色も変わってきて、いつのまにか、間違った方向に走ってしまう、ということもあると思います。
四半期や半期の振り返りなどをやっているところは多くあると思いますが、このような振り返りは忙しい中で実行されることも多いと思います。それ故に狭い視点で行われてしまうことも多く、ベクトルを一定修正するくらい、の話で終わってしまうことが少なくありません。結果これまでのベクトルが正しくない方向に向いていた場合、そのまま効率的ではない方へと走り続けることになり、その後の時間を大きく無駄にしてしまいます。
戦略思考やそういう知識がないからだ、という声が聞こえてきそうですが、私が見てきた、大きな方向修正ができないまま、間違った方向に走り続けている人たちの中には、優秀な人、例えば外資の戦略コンサルの人たちが何人もいました(そして先ほど触れましたが、私も例に漏れず、今回振り返りをして、こうすれば良かった、ということはたくさんありました)。
頭の良い人、仕事が出来る人でも、激務の中に身を投じると視点が狭くなってしまい、全体が見えにくくなり、戦術やHOWレベルの話が多くなってしまうのです。
みな当然、正しいベクトルに走りたいはずです。ので、忙しく難しいと思いますが、無理矢理にでも、一旦いろいろなことを止めて、じっくり振り返ってみる、ということをオススメしたいと思います。絶対とは言えませんが、きっと見えてくる景色は変わるはずです。
知識の再整理のススメ(軽め)
人は当然、働いていく中で経験も増え、思考力も上がり、今まで知らなかったことが分かってくる、といったレベルアップをしていきます。その後で、過去に学んだことで、自分が重要だな、でもまだ習得しきれていないな、と思えるテーマ、例えばあるテーマを扱った「書籍」などについて再度学ぶと、より正しく深く理解できることがあります(書籍の場合、同じテーマの新しいもの、過去に読んだもの、どちらでもいいと思いますが、同じ本を読む方が良いかもしれません)。
「まだまだ学びたい」と思うテーマについては、再度書籍などを読んでじっくり考えてみる、という再整理をしてみることをオススメします(数年に一度、のレベルでも良いと思います)。
アウトプットのススメ
きちんと思考が整理出来ていないと良いアウトプットができないので、本当に自分が得た知識を、理解し、整理出来ているのかを確認するためにアウトプットをすることにしています(あとは少しでも他の方のお役になればなとも思って)。
知識は「点と点」の状態でもっていることがよくあります。ただ、その状態では理解しきれておらず、正確にアウトプットすることができないことがあります。知識は「線」の状態になっている必要があるからです。
最終的にこのような場でアウトプットする場合、「箇条書き」は多様しないようにもしています。箇条書きで書いた場合、その1つずつの内容はわかりやすく、すらすら読めるので、全体を理解したつもりになりやすいのです。それは箇条書き自体が、点と点の知識となりやすい構造で書かれているからだと思います。
例えば、本の内容を箇条書きでまとめると、一文一文は理解できるが、それを誰かに向けて発表しようとしたときに上手く説明できないところがある、結局また本を読む、という経験をしたことはないでしょうか?(私は、、、もちろんあります)
知識はあるに越したことはないですが、「全体を」きちんと理解して、正しく使いこなせることがより重要だと思います。故に、アウトプットをすることによって、自分の中で点の知識だったものを線にし、自らのレベルアップを図ろうと思っています(あとは世の中に少しでも貢献しようと、、、)。
そして、アウトプットの場としてNOTEを選び、今更ながら、2021年4月にデビューしてみました。NOTEは始めたばかりですが、スキやフォローは励みになるので、よければよろしくお願いします笑。
最後のおまけ
何故社長をやめたのか(やめれたのか)、については大きめのライフイベントがあったからなのですが、それについては追々機会があれば、触れていきたいと思います(それをアウトプットすることにも意味はありそうなので)。
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