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再雇用前に会社を辞めました! -113-

こんにちは、ケロヨンです。

 先回は今後の日本社会のあり方に伴う働き方や会社のあり方について私見を書いたけど、今回は最近我が家で起こった具体的な事例を紹介しながらこれからの日本社会の構造改革に就いて私見を書こうと思ってるよ。
 俺の嫁さんは俺と同い年なんだけど昨年3月に9年間勤めていた会社を辞めた。嫁さんが勤めていた会社は地方のアパレルメーカーの子会社で小さな縫製工場を1ヶ所持っている中小企業だった。嫁さんはそこで総務的な事や経理の補助をしていたりして、その会社に採用された時には当時の社長が良い方だった事も有り、毎日充実した毎日を送っていた。
 ところが、その社長が退任し新しく親会社から来た役員が直属の上司になった途端職場環境が悪化したらしく、結構仕事の出来る嫁さんは、親会社で不要になったので子会社に飛ばされて来た仕事の出来ないこの役員に目を付けられ、苛めとは行かないまでもその役員から煙たがられるようになった。
 おかしい事はおかしい、と忖度なく指摘する嫁さんに対して年齢を理由に職場の異動を命じ、給料も下げられたそうだ。
 それがきっかけで今まで溜まっていた不満が爆発し会社を辞めたわけだ。
嫁さんは辞める前に現在厚労省が推進しているキャリアコンサルタントの国家資格を苦労して取得し、それを取得して直ぐに退職した。
 今後はキャリアコンサルタントの上位資格を取得する為に実務3年の経験が必要なので、それが出来る会社の就活を昨年4月から開始し、今年1月末にやっと念願の就職先が決まった訳だが、就職が決まるまで嫁さんは大手就活サイトの複数登録し、300社以上に応募していた。
毎日毎日所謂「お祈りメール」が届く度に心が折れそうになりながらも自分を奮い立たせて10か月間良く耐えたと思うよ。
2月1日から働き始め、今は新しい発見が有って凄く楽しい、って毎日わくわくしながら出かけているよ。
 この我が家で起こった事実から俺が思った事は2つ。
1つは日本の会社の99.7%を占める中小企業は嫁さんが昨年3月まで働いていたような一企業の子会社だったり、そうでなければオーナー会社なのだが、その企業の良し悪しはTOPの人格で180度変わってしまうって事。
 何を当たり前のことを言っているんだ!とお𠮟りを受けそうだが、本質でこの事を理解している人は案外少ないんじゃないかな。
 もちろん、大企業でもTOPの人格に依る事は有ると思うが株主の存在が大きい為ある程度はガバナンスが効くと思われるんだよね。
 一企業の子会社の社長はガバナンスが効くように感じるかもしれないが親会社が大株主であっても結局同じ穴の狢で慣れあっている事が多いと思うよ。これが所謂日本社会の構造にも関係してくる。
 2つ目は日本社会の構造的な問題で長くなるから次回紹介しようかな。

大船観音にお参りして来た!

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