事業体験から地域活動まで。24名の学生の職場体験＆インターシップを受け入れました！

こんにちは！瀬戸に本社を置く大橋運輸の広報チームです。

弊社では、「社会や地域で想いを持って活躍する人が一人でも増えてほしい」という想いから、インターンの受け入れを行ってきました。この機会を通して、学生の頃に描いた自分のやりたいことや、理想の未来を実現するため、行動できる人を増やすお手伝いができたらと思っています。また、地元企業として熱い想いを持つ学生と短期間でも共に仕事に取り組むことは、社員の人材育成や業務改善、企画力の向上にもつながっています。

今年も9月から12月にかけて、中学生、高校生、大学院生と幅広い世代のインターンの受け入れを実施。カリキュラムの内容が同じでも、興味関心を抱く部分は別であったりと、活動中のリアクションは興味深いものでした。今回の記事では、各インターンのレポートを通して、活動の様子や地元企業として学生と関わるスタンスをお伝えできればと思います。

私たちの普段の業務に、中高生が抱いた関心

前半で紹介するのは、中高生のインターンです。受け入れたのは弊社がある瀬戸市の中学生6校22名と名古屋市の高校1校2名、合計24名の学生が来てくれました。

たいやき屋「わらしべ」にて職業体験

インターン・職場体験中は、朝8時半に出勤して朝礼に参加するところから、1日の振り返りまで、さまざまな仕事をお願いしました。

インターン当日の一例
8:30～9:00 朝礼・自己紹介・会社見学
9:00～9:30 社長との懇談
9:30～10:00 ダイバーシティ＆SDGSの話
10:00～10:15 スマイルの話
10:15～10:30 マナーの話
10:30～12:00 トラック体験
12:00～13:00 昼食
13:00～15:00 地域健康教室の運営サポート
15:00～15:30 振り返り

インターンを通して、「仕事」の一部を体験すると同時に、社員との対話を通じて、様々な気づきを促せればと、社長との懇談や社内での取り組みについて社員から話を聞く時間も。弊社で実践してきたダイバーシティや健康経営、地域活動の取り組みをお伝えしています。

その一貫として、中高生にも市民の方々にも参加してもらう太極拳教室や、弊社が経営するたいやき店「わらしべ」での勤務を通して、地域の人と関わる機会も。自分が暮らしている地域でも、家族や学校の先生以外の人と会話することは少ないと思います。地域活動に参加することで、自分がその一員であることを実感してもらえたらと考えていました。

太極拳教室に参加

インターン終了後には、学生たちから感想をいただきました。体験する内容が同じでも、一人ひとり印象に残ることは違うので、受け入れ側としても毎回楽しみにしています。「わらしべの体験で、地域をより良くしたいと思っていることが分かった」「ダイバーシティやSDGs、健康経営の話に触れたことで、仕事への意識が高まった」などと感想をいただきました。会話をする中で、SDGsやITなど、今の中高生の関心ごとを知ることができ、私たちから何か一方的に教えるのではなく、互いに学び合える時間にもなっています。

自分の専攻分野を活かしながら学ぶ、学生インターン

インターンをきっかけに、自分の興味関心を広げる中高生に対し、大学生は学んでいる専攻と仕事を結びつけて活動できるのが醍醐味です。今回は、保健学・作業療法学を学ぶ2名の大学院生がインターンに来てくれました。

参加にあたり、学生からは今学んでいることを社会に役立てたいという声が。そこで、弊社が企画・運営する「地域健康プロジェクト」や「地域セミナー」に参加いただきました。実際に市民の方とお話をしたりし、質問に答えたりする機会もあり、地域とのつながりを体感してもらえたと思います。

バランスボール教室に混ざりながら活動

これらの体験を通して、2人は「理学療法士やケアマネージャーなど医療従事者が病院だけでなく地域活動に加わることで、住民との継続的な関わりを持ち、日常の課題を把握できるようになると感じた」と語ります。また、参加者の方が楽しそうに取り組まれている姿や参加者同士でおしゃべりをしている様子をみて、「地域活動がコミュニティの場として機能していることも感じた」と言ってもらい、嬉しく思っています。

いただいたのは感想だけではありません。先述したような、地域活動の良さだけでなく、収益性や参加者の循環性など、課題についても議論しました。住民からの需要がある活動だからこそ、続けていくための仕組みは大切です。持続が可能な運営に改善するため、具体的に意見をしてもらいました。私たち企業だけで考えていては思い至らない、発想力豊かなアイデアをいただける機会となりました。

学生たちの「貢献したい」という純粋な気持ちはとても素敵で、私たちの地域活動もよりパワーアップしたと思います。その気持ちそのままに、さらに研究を深めてほしいです。来年も一緒に、活動を行う予定です。

インターンもまた、事業を通して地域と関わるカタチのひとつです。実際に仕事に触れていただくことで、私たちが仕事をしながら考えていることや、企業の思いを伝えられるよう続けていきたいと思います。大橋運輸では、学生・社会人問わず、希望があれば今後もインターンの受け入れを行っていきます。現在は職種を限定しない「オープンポジション」も募集中です。関心をお持ちいただいた方は、下記採用ページよりご連絡ください。

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