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お金の余裕は心の余裕。

開いてくれてありがとうございます。
今日は確定申告を終えました。明日髪を切ってきます。

さて今回はお金と心の話。
生きている以上、お金がないと困る。
お金なんてなくても大丈夫だよ!なんて無責任な言葉は信用してはいけない。
確かにたくさんのお金は必要ないかもしれないが、最低限普通に生きていくにはお金がないと困る。

ただそんなお金に必死になってはいない。
もっと稼がないと、もっと貯金しないと。周りの人はこうなのに。そんなことは考えていない。
お金に関しては今までもなんとかなってきてしまったしこれからも多分そのスタンスで生きていくと思う。

接客業をしていると、本当に色々な人に出会う。
びっくりするくらい良い人もいるし、びっくりするくらい嫌な人もいる。
その中で人を見分ける基準として、お金に対しての意識があると思う。

現在物価高でお店側も値段を上げずにはいられない。
そんな中、商品に対して高すぎると口に出したり、安くならないのかと当たり前に聞いてくる人は気をつけた方がいいと思う。
もちろん、それに関しては言い方も大事。
高圧的なら気をつけるべき。
もし高いなと思ってもそれを口に出さずに一度考えますと言って退店すればそれで良いのに。


ところで、お金に対して余裕があるとはどういうことか。

ひとつは、実際にお金をたくさん持っている人。
資産があって、お金に困ることがなく生活をしている人たち。いわゆるお金持ち。
ここはちょっと難しいところがあって、元々お金があった生活をしている人たちのことを指すと思っている。
成金と言われる人たちはここから外れるとわたしは考える。
お金に対するそもそもの心持ちが違うから。

もうひとつは、お金の使い方をわかっている人。
お金持ちのようにお金は使わないけれど、使うべきところにお金を使える人たち。
これはもちろん低所得の人たちにも当てはまる。
たくさんお金を持っていなくてもいい。けれど、どうやってお金を使うかちゃんと考えて使う人たちだと思う。

この上記の人たちは、お金に対して困ることがないと思う。
だからお金に余裕がある。

そしてそういう人たちは、たいてい心にも余裕がある。

お金がないと切羽詰まって心に余裕がなくなって、結果人にも優しくできないような人たちがいる。
自業自得なのに、それを他人のせいにする。
高圧的、優しくない、相手のことを考えられない人を見ると、お金がないのかな〜と思っている。
もちろん生きている環境によって性格は形成されるから、一概にそうとは言えないけれど。

あるとき、仕事をしていたらとても身なりの良い紳士なおじ様が来店された。
当時の職場は低価格だったので客層もそれなり。
依頼内容は忘れてしまったが、お金を出すことを惜しむ様子もなく、わたしと気さくに話してくださり、感謝を述べて帰られた。
いい年したわたしのことを何の違和感もなく「お嬢さん」と呼んでくれたことも、もしかしたら生きている世界が違う人かもしれないと思った。
きっとお金の余裕はそのように、その人の言動、雰囲気に出る。


ちなみにわたしは先ほど述べた後者でありたいと思う。
わたしが惜しまずお金を出すところは、大切な人たちとの食事やギフト、未来の自分に必要だと思ったことへの投資。心が動いたことにも惜しまず。

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