新電力バンク宇都宮北支部からの　　　お知らせ【2023年3月第5週】

【お知らせ】 
以前こちらでも取り上げました、電力カルテル問題が公正取引委員会に
より認定される事となりました。関西電力、中部電力、中国電力、九州電力によるカルテルになり、今回命令された課徴金は約1,010億円と多大な
金額です。 
 
政府は、大手電力各社の顧客情報不正閲覧問題も非常に重く見ており、 
最新の情報では、こちらへの制裁として各種補助金の停止を予定しているとの事です。 
 
本来大きなコンプライアンス問題として取り上げられ、これを基とした契約解除などが起こりうる問題ですが、どの企業も非常に大きく、コネクションも強く、企業体力も高いです。 
恐らくは課徴金の支払いと役員などの交代で済んでしまうかと予想しております。 
 
これらのポイントは、一般家庭や企業様の電力料金が
「より安くなっていたかもしれない」という事で、いわゆる機会損失を
被った可能性がある点です。 
実害が無いのでそれを感じにくく、深く事情を理解しないと分かりにくい
事がより悪質に思います。 
 
この4月から、全ての大手電力会社が約款を変え標準価格の値上げを行いましたが、世界的なエネルギー価格はロシアのウクライナ侵攻前程度に戻っており、前期の赤字分解消の意味合いが強くなっていると感じます。 
留意すべき点は、これらの問題の影響により対象の電力会社の料金値下げが起きにくくなった事です。 
政府の対応もこれを狙っての事だと捉えております。 
 
反対に新電力会社は、前期のエネルギー高により多くの企業が淘汰された形となりました。 
提案内容の精査は必須になりますが、コスト面や環境配慮面でより有利な
内容が増えてくる事になるかと存じます。 
 
弊社でも様々なご提案が出来る準備が整いつつあります。 
今期中や来期始めの電力契約更新前に、早めのお見積り取得などを強く
お勧めさせて頂きます。 

※環境配慮型電力導入・電力コスト削減・太陽光発電導入（PPA）から
　サステナビリティ・SDGs・企業CSR活動・ESG投資・BCP対策に
　つきまして、必要であれば是非ご相談下さい。
　企業様のご要望に合わせたご提案を致します。
　小売電気アドバイザー/CSRリーダー　
　　　　　　　　　　　　　　　　新電力バンク宇都宮北支部 柴田純一

※弊社HPを公開しております。お時間が宜しければご覧下さい。
　新電力バンク 宇都宮北支部

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