愛が不可能を可能にした
「今夜、乗り越えられるか、、わかりません。今日が山場です」と医師に言われたわたし。
その日はどうにか乗り越えることができたが、脳へ感染していないか、障害がどれくらい残るのか、体は今後動かすことができるのか、不全になった臓器はどれくらい戻るのか、、などなど死の淵は脱したけれど、その後のことは不安いっぱいな状況が続いたそう。
加えて40度の発熱が続き、なかなか出血が止まらない。。困難な状況が続く・・。家族は毎日面会に来てくれて、きっと大丈夫と言い聞かせながら、何度も私の名前を呼んでくれたそう。
少し疎遠だった妹も駆けつけてくれて、気がついた時には家族が一致団結していた。
私の少しの変化も見逃さない、医療職の皆さんのおかげで、少しずつ回復。
気がついた時には、嬉し涙でいっぱいの両親が目の前にいた。
何が起きたか分からずだった。
周りの医療職の皆さんも嬉し涙を流していた。
病室が愛で溢れていた。私の家が愛で溢れていた。
愛が不可能を可能にしたのだ。そう実感した。
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