おばとわたし
ドイツに住むバイオリンリストの叔母が小さい頃のエピソードと共に、素敵な演奏
と絵画をFBに載せてくれる。
その時代を生きた人がどのように子育てしてきたのか、子どもと向き合ってきたのか、その時子ども(叔母)はどのように感じ、どんなアイデンティティを作っていったのか。垣間見れる時間となる。
お会いしたことのないご先祖様が登場する。見たことないから実在したのか定かではない。もしかしたら、本当の話ではないのかもしれない。
けど、叔母が今ここで、幸せな人生を送っていること、素敵な演奏と絵画とエピソードに遠く離れてすむわたしが幸せな気持ちをいただいていること、それが今日の実なのである。
実在していたのか、本当の話なのかは実はあまり関係ないということだ。
見返りの求めない確かな愛情で育てられたということ。そして、それは確かな幸せを作ること。それは虚ではなく実の世界なのである。
おそらく良かったことだけではなく嫌なこともたくさんあったとおもう。でもそれは叔母が話さなければ虚になる。何を実で残すのかは決められるということだ。
その投稿を確認するのは、日本時間では、いつも朝。
その投稿を見て、あーなんて素敵なんだ。わたしも受けた愛をしっかりと次世代につなげていくぞ。と思い、その音楽と共に、今日、目の前の息子たちにたくさんハグをするのである。
わーちゃんありがとう。
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