ICUと人工呼吸器
100日の入院生活の中で、1ヶ月半ICUにいた。
気づいた時には、人工呼吸器に繋がれていた。
肺の筋肉が落ちていて自力呼吸がしづらく、人工呼吸器を外すのが大変だった。
医療職の皆さんは外すことできますよー。というけど、人工呼吸器を外す怖さや息苦しさがあった。
たくさん睡眠薬を飲んでいるのに、人工呼吸器を外すと寝れない・・・。
48時間外すことができたら一般病棟に移れる。けど人工呼吸器を外すとなかなか夜間を過ごすことができない。ジレンマだった。
人工呼吸器をしていると声が出なく、コミュニケーションは全て筆談になる。
慣れない筆談で、自分の思っていることがなかなか伝えられない、、、。そんなのも精神的に負担になる。
結果として1週間ほどで外すことができたんだけど、、渦中にいたときは永遠に外せないのではないかと思っていたし、振り返るともっと長い時間がかかったように思う。
しんどい、怖い、息苦しいと思うことも、永遠ではないきっとよくなる、よくなりたいと人間は本能で思っておりそのためのアイディアを考えて自然と行動しているものだ。という経験だった。