ライティングの哲学と私たちの仕事
ライティングの哲学というだけあって、執筆に関する苦労とそれへの対応(というか諦め)が書かれている。タイトルだけを見るとやや取っつきにくい感じもするけれど、中身は対談形式であることもあって読みやすい。しかも表紙はあらゐけいいちが描いていて猫がかわいい。
四人の作家(文筆家)はそれぞれ書けない書けないという苦労をもっており、その苦しみに対してどのように乗り越えてきたか(あるいは乗り越えられなかったか)ということが話される。
その4人は千葉 雅也、山内 朋樹、読書猿、瀬下 翔太。