時代の変化20年代

インターネットの時代になって変わったものは「今日の話題」だ。ネット時代よりも前は、「今日の話題」とえいば主に「昨日のテレビ」だった。ある人気番組について、「あれ、見た?」というふうに話がはじまるのがデフォルトだった。

新聞・ニュースで報道されたものを話題にする人(子供)はあまりいなかった。その頃の大人はどうだったかは知らない。

当時の(ごめん)大衆は、テレビを話題にしていた。今はそれがなくなった。個別化していたり、全体でいうのならネットのニュースに反応することに置き換わった。だろう。個別化の方はともかく、全体の方が、そう。それだよね。

「トゥルース」から「ポリコレ・キャンセル」まで、大衆の一部はこの範囲にいる。ネットのサヨウヨは、ネット禍に飲まれた大衆だと考えることもできる。

まぁ、情報なくても身体に変わりはないので、その専門家になるのでなければ、そんなに入れ込まなくていいと思う。そしてまた、過去の「あれ、見た?」をそれほどどうとも思わなかったように、「ネット情報と連動する感情話」も、存在としては、まあ、びっくりはしない。食ってかかられたら嫌だなぁとは思うけど、いるだけなら別にびっくりはしない。昔と変わらない。


子供の頃から「昨日のテレビ」についていけなかった僕は、そもそも世間との互換性が低くて苦労してきた。と同時に、そこから抜けるもなにも、はじめから追い出されていたようなもので、そうじゃない視界は持っていたみたい。取り出して比較できないけども。

軽くウィキで調べたのだけれども、およそ、およそね、90年くらいからBSやらwowowができてた。(あとスカパーはおよそ00年くらいから?)

80年代感覚の90年代人だと、衛星とか有料とかだと一部の人しか見ていないので、みんなの話題の素にならない。けど民放で人気が出たスポーツや映画などは有料でも見たいというふうだったかもしれない。これは曖昧。

90年代半ばにインターネットが広まり始めて90年代後半にISDNが普及してと考えると、およそ00年代からインターネットが広まり始めたのだろうか?スマホはiPhoneベースで考えると10年前後からか。「無線」が「有線」と遜色なくなった、ていうとなんだかすごいことだな。

90年・衛星、00年・パソコン、10年・スマホ、な感じか。20年代、これにあたるものってある?パッと浮かばないな。じゃぁこの30年とは違う変化をするようになるのかもな。ともかく。

どっちみち僕は、主情報源は本だし。


話はなんだっけ。「話題」か。一つに、そんなに話題に乗らなくてもいいと言うことだけど、そうはいってもか。

「個別の興味」に接続するのもいい。mixiはそういうものだったし、それで人気になっていた。僕も趣味で繋がった人がいたな。今でも数名は繋がっている。これがたぶん2010年より数年前の話。招待制の時だったので。また今少し話題に聞くようになったけどどうなのだろう。

ま、繋がる趣味がないとか、プライド(?)が高いとかだと個別の興味の話題ができないと思う。趣味がない人もまぁ知人でもよくいるし。その層はどうしたらいいんだ?

この層で、怒っていない知人は大抵、「起業」とかだな。そうか。じゃぁ2020年代は「プライド(?)」が鍵になるのだろうね。人文系は割とこの辺りを問題にしている感じはあるし。多分接続してくるな。


しかし10年ですっかり変わっちゃうものだなぁ。なんだかねぇ。

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