幸せの定理
誰かから相談を受けたとき、
私は法律に違反していない限りは
その人を肯定することにしている。
なぜなら、
その人にとっての今の幸せは、
その人にしか分からないからだ。
じゃあ今は幸せでも、
後々不幸になった場合見て見ぬふりするの?
と思われる方もいるかもしれないけれど、
簡潔に言えばそうなってしまうこともあるだろうし、
弁解させてもらう時間があるならそうではない。
ただ、私が1番大切にしたいもの、
1番大切にしてほしいものは今の幸せであって、
その子がどうしたら今1番幸せになるか、
その答えはその子の事を肯定することで
成立すると思う。
きっとその時に思うことを行動しなければ、
それはいつか少なからず後悔に繋がる。
自分の気持ちを聞かれたら、
私はゆくゆくの幸せを取りに行くと思うけれど、
悩んでいる人の選択次第で今が幸せになるのなら
良いんじゃないのかなと思ってしまうのである。
人はいつ死ぬか分からないし、
だからこそ遠くの幸せよりも
近くの幸せをまずは掴んでおいて
と思うのだけれど…
厳しさ故の優しさももちろんあって然るべきだし、
それもまた相手を思いやった結果で、
結局選択するのは本人なんだけどね。
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