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アートやデザインについて

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アートやデザインとは何かを考える
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#小説

【お笑い】は“言語”が違う?一般社会とお笑いは違う言語である。

もうこれも何度も書いた気もするが私は漫才師になりたかったが、 その夢はいとも簡単に崩れ去った。 私はずっと自分が漫才師になるものだと思っていたので、 すべてを自分自身の“笑い”の糧にしてきた。 “笑い”は対するものが“人”である。 いかにおもしろさを伝えるか、【伝達】の方法は自分なりに 他の人よりも優れていると自負している。 だが、それが仕事、プライベートとなるとまったく役に立たない。 役に立たないとは言い過ぎかもしれない。 相手とのコミュニケーションやスタッフとの関係

なにかをつくるって決めた話

私は今まで、絵や彫刻、粘土、音楽というようないわゆる芸術やアートを 学んだことがない。 まぁあるとすれば小学校や中学校でのお絵描きや工作ぐらい。 でも絵を描いたり、ものを創ったりするのは嫌いではなかった。 下手なんだけど。 よくよく考えれば、おもちゃをあんまり買ってもらえなかったので 絵は新聞の折り込み広告の裏にたくさん描いた。 両親は学校で描かされた絵は一応「上手ね」とは褒めた。 一応、である。一瞥するぐらいである。 しかし私が新聞の折り込み広告の裏に描いた絵には見向き