【修士課程】どのように大学院進学を決めたかについて
みなさん、こんにちは。
国際協力・国際開発領域でキャリア構築を目指す20代です。
本日は、【修士課程】どのように大学院進学を決めたかについて書きたいと思います。
国際協力・国際開発領域でキャリア構築を目指すにあたり、よく「大学院に行く必要はありますか」との質問を耳にします。国際協力・国際開発領域と言っても様々な職種がありますので、こちらについては、実際にご自身の関心の高いキャリアを構築されている方の回答を参考にしていただければと思いますが、私個人としては修士号をとっていて損はないと考えています。
私自身は大学学部卒業後にストレートで、海外大学院に進学し、国際教育開発学の修士号を取得しています。
(大学院受験は、新型コロナウイルスがパンデミックとなる前に行いました。Withコロナ/Afterコロナの世界では考えるべきことも異なるかと思いますので、あくまで一個人の体験談として読んでいただけますと幸いです。)
大学院進学を決めた理由
大学院進学を決めた理由は、大きく分けて以下の3つです。
専門性をつけるため
「条件としての修士号」を得るため
就職までモラトリアムが欲しかったため
まず初めに、専門性をつけるためです。大学入学時は自身の興味・関心が何かわからなかったため、学部時代はどちらかというと広く浅く様々な分野から物事を考えることに注力しました。その結果、多角的に物事を見る力や、複数分野にわたる論点の点と点をつなぐ力は身についたかと思いますが、専門性という観点では強みがありませんでした。学部時代を通し、自身の関心を教育分野に絞ることができましたので、もっと学びたい!との思いから大学院進学を決めました。
次に、「条件としての修士号」を得るためです。将来の長期的なキャリアを考えた時に、ぼんやりと挑戦してみたいことがいくつかありました。その中には応募するためには修士号を必須とするものがあったので、もしかしたら将来なにかにチャレンジする際に、修士号が必要になるかも…!と考え、そうであるならば勉強の習慣がある大学卒業後にストレートで大学院に進学し、そのチェックマークを埋めておこうと考えました。
最後に、就職までモラトリアムが欲しかったためです。上段にもあるように、ぼんやりとやりたいことはあったものの、具体的にどのようなキャリアを選ぶべきかまだまだ悩んでいたので、ある種時間を買いたかったと思います。修士課程を通して得られる機会やコネクションをもとに、ファーストキャリアを選ぼうと考えていました。
大学院受験にむけたタイムライン
続いて、大学院受験に向けどのような時間軸で準備を進めたかについてです。こちらは当時のブログ(一瞬で更新をやめた笑)が残っていました。一部修正のうえ、当時の記録を書き写します。
私の場合は、経済的な理由から、大学院受験と奨学金獲得をセットで考える必要があったので、以下のようなタイムラインになりました。
出願大学院選定の方法
最後に、出願する大学院をどのように選んだかについてです。
私がとったプロセスは以下の3つです。
分野を絞る
プログラムを探す
条件に照らし合わせて志望順を決める
私の場合は、興味分野を「教育」まで絞れていましたので、そこからは関連プログラムに進学した方の話を聞き、進学したいと思うかどうかを確かめました。その中で、一番楽しそう!学んでみたい!と感じた国際教育開発学を選びました。
次に、関連ワードで個別プログラムをリストアップしました。具体的には「Education」「international development 」「development studies」等のワードでプログラムを検索するとともに、教育学と開発学の大学ランキングの上位校から選択肢を決めました。
最後に、自身の決めた条件に照らし合わせ、志望度が高い順に並びかえ、出願校を4校まで絞りました。上位2プログラムは行きたいプログラム、下位2プログラムは滑り止めも兼ねた選択としました。
数ある大学の中から、出願大学を選ぶには、条件を決めることが大切かと思います。私の決めた条件は以下です。
国際教育学について学ぶことができる
1年で修了する
出願にあたりGRE等の外部テストの受験が不要
将来の可能性を拓いてくれそうだと期待が持てる
結果的に、第一志望の大学院に合格することができましたので、第二志望以降の大学にはお断りのご連絡をしましたが、他のプログラムも魅力的だったなと感じています。
以上、【修士課程】どのように大学院進学を決めたかについてついてのまとめとなります。
大学院の出願プロセス、奨学金について、また修士課程を終えて感じたことについては、また別の記事として書き残せればと思います。