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地域のごみをクリエイティブに再生する!鎌倉で目指す新しい循環型社会。

はじめまして、「プレシャスプラスチック鎌倉」プロジェクトのメンバーの一人、狩野です。

「プレシャスプラスチック鎌倉」とは
地域で出たプラスチックゴミを地域の中でクリエイティブに再生し、新しい循環型社会を目指すプロジェクトです。オープンソースで世界中のコミュニティと協働しながら進めていきます。

実は、2年ほど前から水面下で粛々と進めていたこのプロジェクト。
ROOT CULTUREファブラボ鎌倉QONVERSATIONSという個性の違う3つの組織がひとつのチームになって活動しています。

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左からROOTCULTURE代表の瀬藤さん、ファブラボ鎌倉代表の渡辺ゆうかさん、QONVERSATIONSの狩野です。(2019年秋撮影)ここにファブラボ鎌倉のコンピューターおじちゃんこと山本さんが加わった4人が中心となって粛々と進めてきました。

海洋プラスチックごみの問題に、関心が高い方はプレシャスプラスチックというワードを聞いたことがあるかもしれません。
こちら、オランダ発のオープンソースプロジェクト。誰でも簡単にプラスチックをリサイクルできる機械の作り方や設計図、データなどの情報がオンラインで無料公開され、世界中で広がりをみせています。これまで、自分たちの手でなかなかリサイクル出来なかった素材へのチャレンジでもあります。

2年ほど前に初めてこのプロジェクトを知った私、ごみからつくられるこの美しいマーブルやグラデーションに魅せられてしまい、以来、プラスチックを見るとプレシャスプラスチックマシーンの素材に見えて仕方がないという、、、(あなたもそうなるかも?)

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現状、これら全てを鎌倉で作ることはできないのですが、数あるプレシャスプラスチックマシーンのうち3種類のマシーンはすでに完成しているので、アイデア次第でつくれるものは無限大です!

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プラスチックのチップを溶かして細いライン状に押し出す機械。ロープ状に固めたり、型に巻き付たり、切断して粒状のプラスチックにしたりと、アイデア次第で様々なプロダクトをつくることができます。

ちなみに私は、このマシーンを使って子ども部屋用のランプシェードをつくってみました。必要なものを新しく買うのではなく、プラごみを再生して満足いくものを自分でつくるという試みです。

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近所のアーティストの友人にはものづくりがわかってないとボロクソ言われましたが笑、個人的にはそれも含めて現時点では満足なレベルです。オレンジ好きの娘からもかわいいと褒めてもらいました。

もともと、新しいものを買うのが大好きな私、消費社会に踊らされて大量廃棄の一助を担っておりましたが、歳を重ねた影響なのか?鎌倉という土地が自然とそうさせるのか?(5年前に東京から移住)ものの買い方や使い方、捨て方いずれもだいぶ変わりった気がします。最近はプレシャスプラスチックマシーンの影響か、「あるもので何が作れるか」「ほしいものをどうやって作るか」という視点になり、ものづくりの楽しさに目覚めつつあります。

目指すのは、鎌倉で新しい循環型社会をつくること


私たちは、プラスチックごみを素材と捉え、3Dプリンターなどのテクノロジーを活用し再生することで、新しい循環型社会の実現を目指して活動していきます。

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すでに始めているのが、鎌倉市内でのプラスチックごみの回収と、マシーンをつかった試作です。プラスチックといっても様々な種類があるのですが、今はペットボトルの蓋とCD・DVDケースに限定して回収をしています。回収協力するよ!というお店や企業、保育園などありましたらぜひこちらにご連絡いただけると嬉しいです。

来年からは、(コロナ次第ですが)鎌倉のお店や学校などで、マシーンをつかったワークショップやイベントもスタートしたいと思っています。
「店で回収したごみをつかって、店用のスツールや照明作りたい」なんてコラボレーションもぜひやりたいと思っているので、鎌倉のみなさん、作りたいものを妄想しながら楽しみに待っていてくださいね。


次は、なぜプレシャスプラスチックマシーンを鎌倉で作ったのか?ROOT CULTURE 代表・瀬藤さんにプロジェクトへの思いを熱く語ってもらいます、お楽しみに!










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