国内で受験できる、3つのイタリア語検定試験。
外国語の学習方法について検索していると目に入るのが、検定や試験の文字。先日も、74歳で実用イタリア語検定3級に合格された方の記事を目にしました。
学校や仕事関係で受験が必要という方以外にも、記事の方のような腕試しや、勉強のモチベーションを保つために受験する方も多いですよね。そこで、どんなイタリア語検定があるのか調べてみました。
日本で受験可能な、3種類のイタリア語検定
様々なイタリア語試験がありましたが、日本で受験可能な試験に絞ったところ、現時点では、PLIDA、CILS、実用イタリア語検定の3つが見つかりました。以下は、かなりザックリしていますが、各試験の概要です。
PLIDA(プリーダ)
国内試験会場:ダンテ・アリギエーリ協会東京支部
レベル:A1(入門)からC2(最上級)。東京会場では、A2(初級)から受験可能。
受験料:10,300円(A2)~21,300円(C2)。
実施日程:5月、6月、9月、11月。
CILS(チルス)
シエナ外国人大学CILS(Certificazione di Italiano come Lingua Straniera)
国内試験会場:イタリア語文化会館東京、イタリア語文化会館大阪
レベル:A1(基礎)からC2(最上級)。東京、大阪会場では、A2から受験可能。
受験料:15,000円(A2)~27,000円(C2)。
実施日程:6月、12月。
実用イタリア語検定
国内試験会場:札幌、仙台、東京、横浜、新潟、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡、宮崎、那覇。3月はオンラインIBT試験も実施。
レベル:5級(初歩)から1級。
受験料:5,220円(5級)から9,220円(準2級)。
実施日程:3月、10月。
<各内容は変更する場合があるので、詳細は必ず各ページからご確認くださいませ。>
受験料が一番お手軽なことや、試験会場の多さ、オンライン試験もあることから、一番受験しやすいのは実用イタリア語検定でしょうか。世界のどこからでも受験可能で、実施日程内であれば任意の時間で受験できるのも、ありがたいですね。
イタリアでも通用する試験を目指すなら、PLIDAかCILSになりますね。
とはいえ、アルファベートも覚束ない私には、どの試験もまだまだ遠い道のりですが。嗚呼、Rの発音、恐るべし。引き続き、noteの投稿も、イタリア語の勉強も、ゆっくり続けていきたいと思います。ピアーノピアーノ。