哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #30 山本和則さん
1.肩書き・職業など
2.現在の主な活動
「余白製作所」の屋号で、対話と探究をベースにした場づくりをしています。京都・東九条にある複合スペース「井口倉庫」での活動も、私の中では哲学プラクティスの延長線上にあります。
3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?
2009年ごろ、大学の哲学科4年の冬でした。大学在学中に給付型の奨学金をもらっていたのですが、そこでは「受けた恩を社会に返す」ことが理念となっていました。「哲学が社会貢献できるとしたらどのようなことだろう」と考えて色々調べている中で出会ったのだと思います。2010年の2月に、関東実験哲学カフェに伺っていたようです。
4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか?
2011年の6月に東京・小金井で「小金井哲学カフェ」を開催したのが最初です。
※山本は翌年から地元の関西に戻ったため、以降小金井哲学カフェは別の方(花野さん、佐土原さん)によって運営されています。
5.哲学プラクティスを、はじめてやろうと思ったのはなぜですか?
初めは哲学カフェで論理的・批判的な思考の重要さを世の中に伝えようというアウトリーチ的な考えで開催しました。同じ学科の友人が運営に協力してくれたことも開催できた理由としては大きいです。
6.今まで哲学プラクティスを続けてきたのはなぜですか?
「続けてきた」という感覚はあまり強くないです。初めの頃の活動と今の活動は考え方を含めて全くの別物ですし、そのつど新しくはじめているという感覚がしっくりきます。
7.活動の中で、一番大事にしていることはなんですか?
その場限りの活動で終わるのではなく、場に根差し続けることです。
8.あなたにとって、哲学プラクティスとは?
人間になるための実践、その一つの道だと思います。
9.影響を受けた活動、人物がいたら、教えてください。
多くの方に影響を受けていますが、一人あげるとしたら菊地建至さんです。滋賀に戻ってきて間もない頃にお会いし、同じ会場で読書会や哲学カフェを開催していました。
関連サイト
※「哲学プラクティスに関わる人の9の質問」については以下をご覧ください。
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