幸せで当たり前な日を煌めかせる仕事
こんにちは、こんばんは。
わたしの中の煌めきが色褪せないうちに、
わたしの大好きな仕事について、文章に閉じ込めておきます。
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わたしは、ウェディングプランナーという仕事をしておりました。
ウェディングプランナーとは、
結婚式を挙げたことのある方はご存知かと思いますが、
ご新郎ご新婦様のお二人が結婚式場を決めてから当日までの間、
お二人のご要望や想いをお伺いしながら、
挙式・披露宴における演出、装花、装飾、料理、写真、引き出物など
どんなご結婚式にするかプランニングを行うのが主な仕事です。
結婚式=幸せな日
きっとどなたもそんな風に思うことでしょう。
そんな幸せで当たり前な日を、より煌めかせるのが
私たちウェディングプランナーの仕事です。
ドレスとタキシードに身を包み、挙式を挙げ、
ブーケトスにファーストバイトにケーキ入刀。
料理はフレンチのコースが出てきて、
各テーブルの方々とお写真を撮る。
「結婚式」ってそんな型にはめてしまえば完成します。
でも、どうして結婚式をしようと思ったか。
どうしてこの人たちを招待したのか。
その結婚式に求めるものは何か。
それはそのお二人ごとに異なります。
しかしその想いは潜在的なものが多いため、
お二人が自分からプランナーに伝えることは珍しく、
その想いを引き出せるかどうかはプランナーの腕にかかってきます。
わたしはその想いを引き出し、そのお二人だからこその
結婚式作りをしたくてプランナーになりました。
どうしてウェディングプランナーになったのか
わたしがウェディングプランナーになりたいと
考え始めたのは高校2年生の頃。
ちょうど進路選択の時期で、
6人ほどのグループLINEで将来の話をしていました。
「結婚したら結婚式は呼んでね」
女の子なら結構よくある会話なのではないでしょうか。
ただ、わたしはその一言に衝撃を受けました。
「まだ高校生なのに、こんなにはっきりと
将来像の会話に出てくる結婚式ってすごくないか...?」
「その結婚式を作る手伝いができる仕事って
自分まで幸せになるんじゃないか...?」
様々な想いがわたしの心の中を駆け巡ります。
そして、わたしの気持ちを確立させたのは
twitterでふと見たこんな言葉でした。
まだ高校生ながらに、目から鱗でした。
そして、その二人の、たった一度の幸せな結婚式という1日を
ただの儀式でなく、煌めく一生の思い出に。
そのお手伝いをわたしはするんだ、と。
わたしは、ウェディングプランナーを志しました。
これがわたしの、「この仕事を選んだわけ」です。
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