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日本人の英語学習戦略
今日読んでいた本に
「英語のネイティブスピーカーが他の言語を習得するのにかかる時間」が書かれていました。
この本では、言語の系統により習得時間に差が生まれていると書かれていて、面白いなと思い見てみました。
すると、そこには衝撃的な事実が書かれていました。
下の表を見てください!
スペイン語習得が約600時間かかり、
日本語習得が約2200時間かかる。
これ、衝撃じゃないですか?
この逆を単純に考えると日本人が英語を習得するまでにかかる時間は、スペイン人の3倍であることがわかるんです。
ヨーロッパの若者はほとんどが流暢な英語を話します。
それだけでなく、3ヶ国語以上話すのが当たり前の国もあります。
ポルトガルの就職では3ヶ国語以上話せてやっと有利に働くそうです!
その差は何なのか?
自分は長く考えてきました。
よく言われるのが「日本の英語教育」の批判です。
以前読んだ本では陰謀論的に
「政府がわざと日本人に英語を話せないような教育体制を作っているのだ」とまで書かれていました。(本当かどうかはさておき)
👉こんなように日本の英語教育は批判の対象になることが多いのです。
しかし、この表を見ると根本的に日本人が英語を学ぶことが困難であることが判明してしまったのです!!
そして、本書ではこのように続きます。
日本の中高大で平均的な英語の勉強時間は多くて1200時間であると。
つまり、1000時間足りていないのです。
日本人が英語ができない理由って本当にたくさんあると思うのですが、
一番はここではないですかね?
「言語習得までにかかる学習時間に足りていない」
厳しくも、ここが一番大きな事実なのではないでしょうか?
自分は今まで、中高大と10年間も英語を勉強してきたのに、英語がでいないのはなぜかと思ってきました。しかし、現実は「10年間しか、1200時間しか勉強してきてないから英語ができない」のかもしれません!
これ、本当に衝撃。
英語の先生として大きな発見。
そんな、Yukiの独り言でした。笑
最後まで読んでくださった方お付き合いありがとうございました♪