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大いなる愛に包まれて

博報堂ケトルさんとsioがタッグを組んで生まれたシズる株式会社。

ミシュランシェフと国内トップのクリエイティブエージェンシーから生まれた食のクリエイティブカンパニーです。

シズるのメンバーは、ソルジャーばかりです。毎週火、木曜日に行われる定例はものすごい熱量のまま3〜4時間続き、熱くて、ロジカルで、楽しい時間で。それこそ、自分たちがシズっていなければ誰もシズらせられない。そう思いながら、毎日密にやり取りをしています。

シズるのメンバーは、シェフと歳が近い40歳前後と、僕と歳が近い20代半ばから20代後半がほとんどです。トップで走り続けているクリエイターとシェフ、それを全力で追いかける僕らの世代のメンバーがいます。それぞれがキラリと光る一芸を持っていて優秀だし、何よりみんな本当に良い人。 
愛を持った先輩たちに囲まれて、僕らも臆することなく議論に参加することができている最高の環境です。

先日の定例では、新メンバーに向けてシェフがこう言いました。

若いメンバーから出てくる意見を否定することはないし、良いものをみんなで作りたいと思うから、遠慮せずどんどんチャレンジしてほしい。

そう言ってシェフは時折、「〇〇はどう?」と全員に意見がないか振っていきます。

伸び伸びとしながら、しっかりとフィードバックがあるからこそ、僕ら若手も安心して走り回れるのです。

そんな中でも、昨日のメッセンジャーで印象的なやり取りがありました。

若手メンバーの中でもコピーもデザインもこなすケトルの縁の下のスーパー力持ちであるサクさんが、とあるクライアントの企画出しにトライする中で、ものすごいウィットに富んだアイディアを発表して、場が盛り上がっていました。

しかし、ケトルの井手さんが「心を鬼にして老婆心から…」と切り出しました。

ものすごく納得感のあるフィードバックを受けて、事前に相談できていなかったことを謝るサクさんに、さらに井手さんはこう言いました。

本当にクライアントにとっても僕らににとってもいいのかどうか…と思いブレーキかけてしまいました、、、が!追加案を出したりするやる気は満点なので次から事前に話し合ったりしながらその熱意をいろんな企画にぶつけていこう!

そして呼応して、シェフはこう言いました。

最高だよ

俺はみんな大好き

だけど井手っちの愛も最高だからね

間違いなく愛がある


みんな最高

だけどチャレンジガンガンしてね

待ってる

なんでも提案できて否定も肯定もフラットにできる。そんなチームを目指していました。まさに今、シズるはそんなチームです。

年齢も実績も関係ない。フラットだけど、お互いがプロ同士だからこそ伝え合える関係性があります。

言いづらいことも、指摘できるのが本当の愛。僕は、シェフからもっとこうした方が良いと毎日のように言われて、すこしだけまともになってきました。(まだまだまだまだ常識がかけ離れていますが…)

するどい指摘こそが気づかせてくれることがあります。誰だって言いたいわけではないけど、長期的にみたら、言った方が良いことが間違いなくある。
そして、そんな気持ちを持っているのはシェフだけではありません。みんなそう。
シズる株式会社は、愛が飛び交うチームです。

大いなる愛に包まれて、僕たちは走りはじめました。先輩たちの背中を追いかけながら、これまでの限界を超えるべく頭を使い続ける、思考の旅が続きます。クリエイティブダイバーの皆さんは、どこまでも深く潜り、アイディアを見つけてきます。そして、それを武器にこれからもどんな難敵が現れても道を切り開いていくでしょう。

料理は、クリエイティブで、もっとおいしくなる。

シズる株式会社が掲げるのはこの一文。そのために、本気で向き合える仲間たちと導いてくれる先輩たち。

今日の夜も最高にシズりました。

このチームであればまだまだ遠くまでいける。
全員で臨んで、すべてをシズらせていきます。

僕は書くことで、シズる日々を形に残していきたいと思います。

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