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カッコ悪いことも背負う覚悟
大人になるとプライドが邪魔をして、分からないことが分からないと言えなくなってしまいます。
結局、その瞬間は恥ずかしい想いをしても、長い目で見たときに、放っておいたほうがガンになってしまいます。
それが、できるとできないでは、成長のスピードが大きく異なると思います。
自分が知らないことを聞ける人は素直で強い、知らないことを知っている人をリスペクトする人はいつまでも成長していけるのです。
自分が知らないことについて、後輩に素直に聞ける先輩がいました。
その後輩は、先輩が挑戦しようとしていることを過去に経験していました。そのことに関して言えば、先輩でした。
年齢の上下が先輩・後輩を作るのではなく、自分が知らない領域を知っている・知らないが先輩・後輩とする、という話を聞いたことがあります。
昔、先輩メシというイベントでコピーライターの阿部さんが、先輩とは″未知の人″である、と言っていたのを思い出しました。
昔僕も手伝っていたトークイベントに急に懐かしい気持ちになったのですが、あの時ハッとした経験が、今の自分の価値観を作っているんだな、と改めて実感するのと同時に、言葉が指針となって、この時知り合った人たちとどこか繋がっているような、嬉しい気持ちになりました。
過去の経験をノックして、言葉を引っ張り上げてみました。今は検索窓に文字を打ち込めば、すぐに引っ張り出せる時代です。WEB上に記事が置いてあったり、僕はiPhoneのメモ帳の中には大事だと感じたことが書いてあります。
同じ言葉だとしても、もう一度出会ってみると、あの時ハッとした以上に、思わぬ収穫があるのかもしれません。
さて、話が少しずれましたが、さらけ出すことってカッコいいことだと思うんです。
以前、こんなnoteを書きました。
結局、人間らしさに人は魅了されるのかもしれません。さらけ出す人がかっこいいのは、なぜか?
それは、なかなか捨てられない自意識を捨てて、何かにまっすぐ向かっているからだと思います。
僕も、昔よりはマシになりましたが、今も自意識が邪魔することがよくあります。
カッコ悪いところを背負う覚悟があるって、なかなか出来ることない。そんな背中を見せれる大人はカッコいいよね、そんなメンバーがいる会社は素敵だと思った話でした。