キング・オブ・ポップを目指して
キング・オブ・ポップと聞いて何を思い浮かべるだろう。
多くの方は、マイケル・ジャクソンだろう。
ポップミュージックの王様、人々は愛と敬意をもってそう呼ぶ。
世界ならマイケル・ジャクソン、日本ならサザンオールスターズ。
(個人的には、Mr.Children。「彩り」が好きな人と語らいたい。)
ポップとは、大衆、弾けるさま、のことである。
ポップミュージックの代表的な曲といえば、マイケル・ジャクソンならBillie Jeanだ。
サザンオールスターズは勝手にシンドバッドだし、Mr.Childrenであれば箒星だろうか。
アニメソングなら、残酷な天使のテーゼが好きだ。キャラクターなら、ミッキーマウス。国産だと、ドラえもんだろうか。ゆるキャラなら、くまモンだろう。
キング・オブ・ポップとは、揺るぎないポジションのことだと思う。
料理で考えてみると、ハンバーガーは、マクドナルド。カップラーメンは、カップヌードル。
ご褒美アイスといえば、ハーゲンダッツではないだろうか。
でも、あとはけっこう難しいもので。
コンビニや牛丼は三つ巴だし、缶コーヒーもすっかりコンビニコーヒーに代替された。
当たり前だが、キング・オブ・ポップへの道のりは、途方も無い。
世界初だからこそ、圧倒的ポジション
ポップを語る理由は、たった一つ。
幸せの分母を増やすため、である。これを叶えるためには、ポップの追求が必須である。
キング・オブ・ポップとは、ジャンルを超えて新しく作ること、であると思う。
世界一売れたアルバム記録を持つマイケル・ジャクソンは、全世界に累計10億枚を届け、人々を熱狂させた。
そして、マイケルジャクソンは、当時では考えられない巨額な投資をして作られた、ショートフィルムとも言える革新的なMVが世界に認められた。
世界初のカップラーメンであるカップヌードルは、全世界に400億食を届け、人々を笑顔にしている。
おいしく、腐らず、誰でも簡単に、手に入る。
そして、調理器具と容器を合体させる新しい調理スタイルを確立した。
世界一のポジションを勝ち得たのは、これまでの概念をぶっ壊した世界初の挑戦からである。
その道のりは、途方も無く遠いものであろう。
しかし、これまでの思い込みを超えて新しく作ることこそがその近道なのである。
既存のジャンルやボーダーを越えた、ポップな料理こそが世界一の可能性を秘めているのではない。
僕らは、料理で幸せの分母を増やすために、このwithコロナの状況下で テイクアウトを始めた。
そこで生まれたのが、HEY!バインミー。
ベトナムのサンドウィッチ×日本の代表的なおかずである生姜焼きやチキン南蛮を挟んだサンドウィッチは、懐かしい味わいなんだけど、新しい。
細部までこだわり抜いた最強のテイクアウト商品は、口コミから徐々に話題となり、今では1日250本を売り上げる人気ぶりだ。
ここで終わらないのが、鳥羽周作率いる「sio」である。
新しく作られたポップメシは、いよいよボーダーレス。
スイートチリベースの甘辛い鳥ももソテーと、沖縄生まれsio育ちのタコライスミート。
そこに、レタス、トレビス、トマト、紫キャベツ、ゴーヤ、赤たまねぎに、自家製キャロットラペ。
甘辛い2種類の肉と、苦味や酸味、食感の異なる7つの野菜を、特製ターメリック十六穀米の上にのせる。
さらに、サルサ、BBQ、マスタードにマヨネーズソース。
4つの異なるソースはごはんとしっとり絡みつつ味変を楽しんでいただき、目玉焼きとチーズでさらなるコクを。
トルティーヤ、ナッツ、フライドオニオンで
異なる食感をプラス。
仕上げに、パプリカパウダーで彩りよく。
基本となるのは、僕らが大事にしている5味+1の考え方。
口に運ぶ度に味わいと食感が変わる
リズミカルで中毒性のあるポップメシ。
沖縄生まれのタコライス。
NY生まれのチキンオーバーライス。
パワーサラダのようで、ジャンクフード。
甘くて辛くて酸っぱくて苦くて旨い。
なんというか、心地よい。
気をつけていただきたいのです。
一度食べたら抜け出せない、やめられない。
途方も無いキング・オブ・ポップへの道を歩むべく生まれたのは、ボーダーレスのポップメシ。
究極のジャンクちらし
チキントーバーライス、はじめます。
6/1より開始です。