書く理由
何を伝えたいから、書くのか。
毎日書くことが、習慣になり始めた。
すると、いつの間にか目的になっていた。
伝えたいことにこそ意味があるのに。
誰に伝えたいから、書くのか。
テクニック論ではなく、
誰かの顔を思い浮かべて書くこと。
そういう時は自ずと筆が進んでいく。
なぜ毎日、書くのか。
今は、誰かのためではなく自分のためである。
自分と決めた約束を守ることで、
書く力を身につけたいと思っている。
どういう風に、書くのか。
口調、テンション、キャラクター。
まだ自分のことばが定まってないが、
統一する必要もないのかもしれない。
どの自分も本当ではあるから。
しかし、届けるための追求は続ける必要がある。
毎日書いている理由は何ですか?
と聞かれたらみんななんて答えるのだろうか。
好きだから?
なんとなく?
もうやめられない?
僕は毎日何となく過ごさないように
書いているのかもしれないと思った。
書き留めることがあることで、
日常で見つかる些細な気づきや変化を
見逃さないようになった気がする。
やめてしまうと積み重ねることから
離れてしまうような気がして、少し怖い。
やってみた先にしか見えないものがあると思う。
今は迷ってばかりのことばたちだけど、
誰かの日常を照らすようになれたらと思う。