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美味しいは、結局センスかもしれない。

最近、美味しいって何なんだろうって話をよくします。圧倒的経験から生まれる調理技術も素晴らしいけど、味を整える・決めるという調味技術に関しては、どうしても少なからずセンスというものがある気がします。

そんな話を書いていきたいと思います。

調理技術は何年もの経験で身につけられますが、調味技術はその人の味覚センスによる部分が大きい気がします。

もちろんレシピ通りに作ることで、ブレない味にすることもできるでしょう。とはいえ、シェフになるとレシピを作る必要があります。根っこを作る際に、どういう味の構成にするかはその人の感性にだいぶ寄ってしまいます。

それを鍛えるために重要なのはまかないではないでしょうか?
まかないはまず時間的な余裕がないため、レシピを見ながら作るなんてことは基本的にやりません。
また、食材の制限があるため、思い通りの味にすることはできません。
今手元にあるカードの中で、1番最大の組み合わせが何なのか、判断するのもその人のセンスによります。

美味しいのセンスは、インプットを増やして味覚を鍛えることで無限の組み合わせを知ることができる後天的なものもたくさんあると思いますが、先天的な才能が正直関与してくるはずです。

この辺りは具体的には言語化できておりませんのでこれからもっと深掘りして考えていきたいと思っています。

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