空気イコール私

助けて!って

心で叫んでも

袖を掴んですがっても

どんなに助けを欲しているか語っても

誰も足を止めてはくれない

えらい人たちも

見て見ぬ振り

めんどくさいこと言ってんなよ、という顔をする

ああ、ひとりなんだ

ひとりでいるときの「ひとり」より

集団のなかにいるときの「ひとり」はしんどい

空気になったような

この世に存在していないような

誰も私に話しかけてこない

ここにいる意味は

この世に存在している意味は

助けて

私は自分から殻にこもる

もう誰も助けてくれないのだ

助けて

助けて

私の魂の叫び


現実世界では放てない言葉を、ここに記す。