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深夜に短歌書きなぐってたころのはなし

ある日、「手紙魔まみ」(穂村弘)を読み、イキオイでがたんごとんさん(移転前)に行き、もっとイキオイで歌会に参加してた時期がありました。そのころわたしはみようみまねで短歌を書きなぐっていました。
短歌の時間はほぼだいたい深夜で、ふと目がさめたり、夜ふかししてたとき、ふと気づくと「何もかもを愛してるしすべてを許せるぜ!」みたいな気持ちになっているのです。深夜のラブレター現象…?その気持ちは私の中で白魔術と呼ばれていました。
それで、日々(毎日というわけではなかった)、ウォークマンで音楽を聞きながら、ちまちまLINEの一人グループに短歌を書きなぐる。楽しかった。
歌集zineも作りました、「#ffffff」といって、真っ白のことです。そのきれいな気持ちは、色でいうと白だったので。
性善説を誰よりも信じていないのに誰よりも信じていたくてしょうがないみたいな。
歌で言うならperidotsの「shoulder」でした。一節を引用します。
花が咲くのは明日が美しいから、空が青いのは明日が新しいから
…なんて美しいんでしょうか?

その短歌書きなぐり白魔術タイムはいつの日か訪れなくなりました。短歌は去っていきました。その白い気持ちもいなくなってしまいました。
でも、そんなこともあったなってわたしは忘れない。
一首だけのせておきます
何にしようかな
あ〜全部のせたい!!!
とりあえず一首!
白魔術使える気がしたシューゲイザー 夜明けまぎわに目を閉じ、開ける

こちらのzineはnever mind the booksにももっていくので!!どうぞよろしくね
10/8(日)11時〜さっぽろテレビ塔にて
(前夜祭にはもっていかないです)

さて寝ましょう おやすみなさい
みなさま明日もよき日でありますように

今日のBGM fOUL「wax&wane」

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