プロジェクト進捗状況2022年12月
こんにちは!
今回も防波堤を舞台にした作品の進捗状況のご報告です。
●編みパターンを検証してみる
前回の現場検証を経て、机上に戻り、編みパターンをいろいろ試しています。
現場検証時までは規則正しい単調なデザインでしたが、そもそも波は単調ではありませんし、同じデザインの波って二度と現れないですよね。
現場で杭に引っ掛けながら、引っ掛けにくい、安定しない角度があるということもわかったのでそんなことも頭に入れながらやっています。
波打ち際の本当にキワキワは線がくっきりしているけれど白波と海の境は曖昧だったりという発見もあって面白いです。そのあたりをパターンに反映していくとちょっとの違いでも雰囲気が変わることがわかります。あとは折り返しの角度が鋭角だと荒々しい雰囲気になったり。
あまりにも波に近づけようとするとレースらしさやレースであることの意味が薄くなってしまうし、そこを大切にしすぎると波とはかけ離れたものになってしまう。その塩梅を頭に入れておきたいと思います。
私が目指しているのは穏やかな雰囲気であり、レースらしさもありつつ波のリズミカルさもある5番目のパターンが今のところイメージに近いです。
ドローンの撮ってくれた画、前回は過去2回とは異なる高度、雰囲気で撮れたのでこちらの画像でも検証してみつつ、どちらのドローンがいいかも決めていきたいと思います。
編みパターンの検証、もう少し時間がかかりそうです。ではまた!