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0275 みかえり阿弥陀は唯一無二、もみじの絶景「永観堂」(京都府)

永観堂えいかんどうのご利益

病気平癒、身体健全・健康増進、縁結び、開運・運気上昇、金運、学業成就、除災・災難除け、厄除け

永観堂の360度ビュー


永観堂えいかんどうについて

弘法大師の高弟、真紹僧都しんしょうそうずが仁寿3年(853)に開いた寺で、古くから「秋はもみじの永観堂」といわれた名高い紅葉の名所です。ご本尊「みかえり阿弥陀」は病気平癒や健康増進、縁結びのご利益があるパワースポットです。

永保2年(1082)に永観律師ようかんりっしが行道(経を読み歩くこと)していると突然、阿弥陀像が下りてきて永観を先導して行道をはじめ、驚いた永観は立ち尽くすと、阿弥陀は振り返り「永観、おそし」と声をかけました。

並木道

このとき阿弥陀の左肩越しに振り返った姿が今に伝えられている「みかえり阿弥陀」です。平安後期から鎌倉初期の作で、他に例を見ないきわめて珍しい特殊な姿の阿弥陀如来立像で、パワーをいただけること間違いなしです。

龍吐水

有名な紅葉の名所のため、秋はとんでもない人で込み合います。
桜の時期の春は、桜の量が紅葉に比べると控えめなことはありますが、人出はずいぶん少なく、時期的に春は穴場となります。

永観堂には七不思議が伝えられていて、多くは見どころとなっています。
抜け雀ぬけすずめ火除の阿弥陀ひよけのあみだ悲田梅ひでんばい木魚蛙もくぎょがえる三鈷の松さんこのまつ臥龍廊がりゅうろう岩垣紅葉いわがきもみじです。

勅使門(唐門)と中庭です

ほかの見どころとしては、勅使門ちょくしもん御影堂みえいどう(大殿)水琴窟すいきんくつ多宝塔たほうとうなどがあります。

長廊下

御影堂は弘法大師が修行した場所で、内部には美しい壁画や天井画が施されていて、荘厳な雰囲気となっています。
多宝塔は建物も素晴らしいですが、そこからの眺めもまた素晴らしいです。

紅葉の庭園

永観堂の庭園は春は桜、特に秋は素晴らしい紅葉で人々を魅了します。

永観堂というのは通称で、正式名称は禅林寺ぜんりんじ(正確には聖衆来迎山しゅうじゅうらいごうざん無量寿院むりょうじゅいん禅林寺ぜんりんじ)です。

永観律師は恵まれない人々のために力を尽くし、境内には施療院を建てました。永観律師を慕う人々はいつしか禅林寺を永観堂と呼ぶようになります。こうして禅林寺(永観堂)は大きく発展することとなりました。

境内図(PDF)→ https://www.eikando.or.jp/keidaizu.pdf
ガイド(パンフレット・PDF)→ https://www.eikando.or.jp/Guide_JP.pdf


アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼2~3分で大まかに把握したい方向け。紅葉、みかえり如来、ご朱印を中心に画像9点で紹介▼

▼3~5分でしっかり把握。豊富な見どころ、七不思議、アクセス詳細などを画像25点で詳細。冒頭に京都見どころ動画、下部に秋のライトアップ動画あり▼

▼1分ですぐ見たい、秋の紅葉、冬の雪景色、四季の画像▼

秋…https://merosu.com/eikando.html
冬…https://merosu.com/eikando2.html
四季(公式)…https://www.eikando.or.jp/siki.html

▼【公式サイト】スマホ向け永観堂近影永観堂紹介歴史年表寺宝一覧拝観案内、境内図(JPGPDF)、アクセスお知らせ、など▼

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