【#新書が好き】覚悟のすすめ
著者は、阪神タイガース(広島カープからFA移籍😭)の金本知憲さんです。
連続フルイニング出場の世界記録を更新中に出版されました。
私は、どちらかと言えば強くはない人間である。肉体的には、随分と無理をしてきたし、精神的には、はじめから強い意志や克己心を持っていたなどとは、とてもいえない。何度も折れそうになりながら、折れそうになりながら、気がついたら、ここまで来ていた。
「覚悟」。それこそがプロとして、もっとも大切なものだ。決意したら、必ず行動に移す。そして、それを継続させる根気があったからこそ、それほど期待されていなかった自分がここまでやってこられたと、いま、あらためて思う。強い「覚悟」を決めれば、なんでもできる。もはやおそれるものはない。どんな状況に陥ろうと、いかなる事態に直面しようとも、心がブレたり、折れたりすることはない。たとえ不可能だと思っていたことでも、「覚悟」さえあれば、実際にやってみればできるのだ。
ドラフト4位で広島カープに入団した金本選手は、大成を期待されていたエリートではなかった、と自分自身を紹介しています。
そんな金本選手が、なぜ試合に出場し続けたのか? について、入団当時やレギュラーに定着してからの思いが書かれています。
金本選手の連続フルイニング出場を紹介されるとき、必ずといっていいほど出てくる「右手一本」で打ったヒット。
阪神タイガースに移籍した1年目の決意。
護摩行やウェイトトレーニングのこと。
どれも、目からウロコでした😳
そして、「こんなことまで書いていいの!?」と思ったのが、星野監督のもとリーグ優勝を果たした翌年、岡田監督になってからのチーム状態…😩
自己最高の打撃成績を残したシーズンの葛藤…
プロ野球選手の思いや行動を紹介するための本ではなく、会社員として働く方々にも学ぶことが多い一冊だと思います👍
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。