White-label SaaS(ホワイトラベルSaaS)とは?
「White-label SaaS」をご存じですか?
ホワイトラベルSaaSとは
ある企業が開発し所有するソフトウェア製品やサービスを、別の企業が自社のブランド名でリブランドし再販すること
を指します。
2024年のSaaSトレンドとして注目されているものの一つです。
ホワイトラベルSaaSのメリットとしては、
SaaSマーケットシェアをいち早く獲得したい企業にとって
コスト負担が少なく、即時展開が可能なこと。
ゼロからソフトウェア開発を始める必要がないため、価値提案や戦略、ブランディングに集中することができます。
【White-label SaaSの例】
WotNot(チャットボット・プラットフォーム)
ChainUP(デジタル資産取引所プラットフォーム)
DeOnDe(食品注文・配達ソリューション)
SuiteDash(顧客ポータル)
Mautic(自動マーケティング・ソリューション)
Simvoly(ウェブサイト・ビルダー)
Bookafy(予約ソフトウェア)
逆パターンとして
自社の持つSaaS製品をホワイトラベル化し、さまざまな顧客に販売またはリースすることで利益を生む
ことも考えられます。
ベンダーとリセラーでwin-winの状況を生み出せることは、ホワイトラベルSaaSの大きな魅力です。
マッキンゼーのレポートによると、
社内でソフトウェアを作成すると、
●予算が66%超過
●時間が33%超過
●見込みよりも17%低い価値
しか得られないそうです。
だからこそ、カスタマイズ可能なホワイトラベルSaaSを購入し、リブランドして売っていくことは賢明な経営判断になりえるようです。