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災害対策:ポータブル電源の実体験と効果的な使用法

記事を読んで頂きありがとうございます!パワーバンクス( @powerbanks51 )です。

ある Reddit ユーザーが、ハリケーン対策として BLUETTI 社のポータブル電源システムを購入し、実際のハリケーン時に使用した体験を共有しました。

この記事では、その体験とコミュニティからの貴重なアドバイスをまとめます。

参照リンク:My experience with BLUETTI for backup power in hurricane

購入されたのは以下のセットです。

  • BLUETTI AC300(本体)

  • B300(拡張バッテリー)2台

  • ソーラーパネル PV350 4枚

総額は約90万円でした。
バッテリ容量:6,144Wh/発電能力:1,400Wのシステムです。

実際の使用体験

ユーザーは、ハリケーン「ミルトン」がフロリダを襲った際にこのシステムを使用しました。

  1. 停電は午前6時に始まりました。

  2. システムは冷蔵庫と冷凍庫の電力供給に使用

  3. 24時間後、バッテリー残量は70%まで低下

  4. 曇天のため、ソーラーパネルからの充電は限定的

  5. 翌日、パネルの角度調整により73%まで充電できました。

ユーザーは、高額なシステムが限られた家電にしか電力を供給できなかったことに少し失望を感じました。

コミュニティからのアドバイス

1. ソーラーパネルの増設

多くの人が、より多くのソーラーパネルの必要性を指摘しました。

  • 悪天候時の発電量低下を補う

  • ピーク時以外の発電量減少に対応する

  • 同時に電力使用とバッテリー充電を行う

固定式の大型パネルが推奨されました。これらは効率が高く、耐久性に優れています。

2. バックアップ電源の追加

ソーラーパネル以外の電源も推奨されました。

  • 小型のインバーター式ガソリンジェネレーター

  • デュアルフューエル(ガソリン/プロパン)ジェネレーター

  • 車からの充電オプション

オプションを増やすことで、悪天候時も確実に電力を確保できます。ガソリンジェネレーターは、HONDA製が使われているみたいで嬉しいですね。

3. 電力管理の工夫

システムの効率的な使用方法。

  • 冷蔵庫の使用を最小限に抑える

  • インバーターを必要時のみオンにする

  • 省電力機器(USB扇風機など)を使用する

4. システムの拡張

長期的な解決策として

  • バッテリー容量の増加

  • 小型風力発電機の導入

  • 屋根への固定式ソーラーパネルの設置

まとめ

ポータブル電源システムは短期的な停電に有効ですが、大規模災害時には複数の電源オプションを組み合わせることが重要です。

ソーラー、バッテリー、ガス・ガソリンジェネレーター、場合によっては風力発電を組み合わせることで、信頼性の高い電力供給システムを構築できます。事前の十分なテストと計画も重要です。

災害時の電力確保は生命線となる可能性があります。自身の状況と必要性を考慮し、適切なシステムを選択・構築することをお勧めします。

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