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おじいちゃんおめでとう
2018年7月5日木曜日
くもりと雨
書くこと
洞窟を 暗闇を あかりで照らすような
掘って 潜って 無意識との対話。
日記を書かなくなって そうしたら書けなくなって 書かなくていいかと思いそうになって でも詩を手放したときのことを思い出したら そうはかんたんに戻れないって 失うと思って どうにか ハードルを下げてでも つづけていたことをやめてでも書こうと思った。
わたしに書きたいことなんてなさそうで でも書きたくて だから日記だったのかもしれない。なにもふりかえろうなんて思わないのになぜ日記を書いているのだろうなんて思っていたけれど 無意識との対話 感性みたいなものがくさらないようにということをしているのかもしれない。
そうして 忘れてしまうことのなかで唯一覚えておきたいことは のんさんのいま話すことばだった。
じぶんがどう思うかと掘り下げてなかなか書けなくてうわっつらになることと悩んで。また戻るのだ。わたしは、あの9才くらいのころから、ただただ描写をしている。
彼女の言葉が わたしに鳴ったときの描写をしながらまた書いてみようとそんなふうに思っている。
晩ごはんは、蒸したじゃがいも、とうもろこし、にんじんのきんぴら、塩南瓜、とりねぎぺったんこ焼き、ごはん。
のんさんはじめての映画館。あいこちゃんとすーさんといっしょに観られてよかった。彼女はずっとバスのなかで泣いた。訴えつづけた。「いっしょに行きたかった じてんしゃでいきたかった」機嫌を損ねやすくなることも、すべてじぶんの言動が関わっていると思ってしまう。なにを言ってしまったのだろう。どうしてこうしてしまうのだろう。そんなふうに思いながらも、思ってしまうとよりいっそうなんだかうまくいかなくなるのだ。
あいこちゃんはふんわりわらって、彼女を2階にいていいよと誘ってくれた。それはわたしにとっても、ひさしぶりの休みでこうして日記を書いている。缶ビールなんてあけてしまった。ありがたい。ちょっとリセットされるといい。