yorokobase
「喜ばせ」をローマ字にしたけど あ、バンド名みたいだな!
サカナクションは数曲しか知らないけどおすすめ動画に上がってきたアーティストになりたい高校生への助言をボーカルの人がしていて、あぁ確かにな~!なるほど、と思った。結構難しい事を言ったのでその助言されている高校生に響いているかどうかはわからないが。ざっくり書くと「いっぺん彼女だけに喜ばれるような曲を作ってみな」というもの。それは彼女にあいらぶゆぅ~みたいな意味じゃなくて、彼女の好みを知り尽くして、彼女だったらこういう曲が好きだろうなというのを自分で作ってみろと。これはそう。彼女じゃなくても、友達でも家族でも親戚でも、身近な人を一人喜ばせる、ハマらせるような曲を作る。これってクリエイターが何かしらの依頼を受けた時のクライアントの要望に応える事とかリサーチをする事と同じだなと思った。売れるための基礎でもあり要でもあると思った。「アーティスト」っていうふんわりした職業で、自己表現に全振りしてしまうと、万が一奇跡でたまたま自分の感性が世間に合うというのを抜きにすると、アキレスと亀の自己表現全振り芸術集団みたいな末路になる。で、そういうアーティストが殆どな気がする。ここで思い出したのは挫・人間の感想を書いた誰かのブログの考察、僕は挫・人間をあんま深く知らないから、知らないけど、うろ覚えだけど、そのブログの人は要は「流行りに合わせて媚び媚びの4つ打ちとかやってみっともない、川谷絵音かっつーの、でもそうまでしてでも"音楽で売れたい"という執念を感じる」というようなことを書いていたような気がする。
これも要はマーケティングへの振り幅を増やしましたみたいな事かな。でも、ただただ自己表現するだけというのも良いけれど、相手や周りが喜ぶような作品作りは他者への貢献、他者への愛を感じるな。あー店やるのもそうだな、外にファミコン置いたりしてるけど、だからなんというか、楽しませたいから、自分を表現し切れないなという思いがある。「周りの目ぇ気にすんな」的な思想が時々僕を暴虐無人にする、いや気にし過ぎはアレかもだが、アスペだからどっちかにしか振り切れない・・・・!その確かな証拠はこのブログの読みにくさだ。