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制作過程を公開していきます
バレエ「えんとつ町のプペル」製作総指揮の関 巴瑠花(せき はるか)と申します(作品への想いはこちらから)。
これからこのnoteでは、公演に向けて私たち制作陣がどのような想いで舞台をつくろうとしているのか、どういう手順で、誰と、どのように進めているのかなど、公演ができあがるまでの舞台裏を公開していこうと思います。
バレエの舞台は長くても3時間ほどですが、その1回の舞台をつくるために1年以上の時間をかけることがあります。バレエ「えんとつ町のプペル」は、プロジェクトが本格的に始動したのが2021年の春頃なので、もうすぐ2年になります。
原作の絵本を読み、バレエ作品にして子どもたちに届けたいという想いから始まったので、バレエのための音楽や衣裳など、なにもないところからのスタートでした。
そのときから2023年1月現在までに、脚本、音楽、舞台セット、衣裳の制作を、それぞれの道のプロフェッショナルと一緒に進めてまいりました。
この過程で私はいくつか感じたことがあります。それは、ダンサーが作品に命を吹き込むのは、いちばん最後の段階であること。そして、それまでにたくさんの方々が裏で汗を流し、愛情をこめて作品をつくっているということです。
1つの作品がお客様に届くまでにはとても多くの工程があり、その一つ一つがかけがえのない大切な工程なのです。
たとえば、この動画はオーケストラによる楽曲収録のリハーサル風景です。作品の1曲目で用いる「Town and Heart beat」という曲です。
バレエの演出に合わせて、映画で使われていたこの楽曲を編曲しました。オーケストラの皆さんが演奏してくださるまでに、誰とどのようなやりとりがあったのか。
たとえば、音楽監修をしてくださった指揮者の冨田実里さん・編曲者の中原達彦さん・私との間でどんな打ち合わせを重ねたのか、などなど。
このような舞台制作の裏側をおみせしていくことで、より公演を楽しんでいただけるかもしれない。そんな思いでこのnoteに記していくことにしました。
普段は表にでることのない、しかし、舞台が出来上がるまでのかけがえのない大切な工程を一つ一つ皆様にお伝えしていきます。ご興味をもっていただけると嬉しいです!
バレエ「えんとつ町のプペル」製作総指揮
関 巴瑠花
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