見出し画像

3メンを考える


ベテランの先生に聞いた話をまとめておく!

選手が意欲的に練習に取り組むために必要なものは色々あるが、そのひとつに「練習の目的をはっきりさせる」というのがある。何のためにするのか、どう今後に生きるのかということが分かれば、選手は一生懸命やり始めるはずだ。少なくとも、勝ちたいっと思っている選手には有効だ。

例えば、3メン。これは簡単なメニューというふうに世間ではなっているが、うちのような初心者だらけのチームにとってはなかなか難しいメニューである。パスをスペースに出すこと、走りながらパスをキャッチすること、スピードに乗った状態でレイアップうつことなど、初心者にはレベルの高いことがある。

そこで、3メンをやった後に選手に聞いてみる。
「どこがうまくいっていない?」
そうすると、パスが悪いとかキャッチができていないとか色々出てくる。さらに、問う。
「なら、どんな練習をすればいい?」
ここで、さらに選手は考える。そこで初めてトライアングルパスやスクエアなどのパスの基礎練がまだ足りないということに気づく。
よって、基礎の練習の目的が少し明確になるのだ。

こういうふうにしてやってみると、子どもたちは考えながらバスケの練習をしだすかもしれない。

…という話。なるほど納得できる話であった。

バスケをするほとんどの選手はバスケで生きていかない。そんな彼らにコーチとして何が与えられるかというと、困難や課題を解決しようと考える力、困難に立ち向かう力などではないか。

そういう意味で練習の目的を持たせることは非常に大切だと学んだ。そして、今日はこの前より3メンが上手になった。パスが少し低く出るようになったのが要因かな。地味すぎる成長だがとても嬉しい!
明日も頑張ろうー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?