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[Obsidian Plugins] Privacy Glasses

機能

Obsidianのココやアソコにボカシを入れる。

使い方

インストール後、画面左端に追加されるリボンアイコンをクリック。

もしくはコマンドで各種機能を呼び出す。

試しに「見出しのみ表示」してみよう。

ノートのみならず、サイドバーの各種ウィジェットにまでボカシがかけられた。


設定

特に難しい設定項目は存在しない。いくつかを抜粋して記録しておく。

Reveal under caret

キャレットと言うと ^(キャレット記号) を思い浮かべる人も多いかもしれないが、under caretは「カーソルのある場所」を意味する。

ひとつ上の設定項目「Hover to reveal」と合わせれば、カーソルとマウスホバーで2ヶ所同時に表示可能。

Private directories / Private note marker

ここで指定したディレクトリに置かれたノート、もしくはタグなどが含まれるノートはプライベートに指定され、「プライベート以外は表示」の際、ボカシが有効となる。


所感

あくまで所感だが、かなり惜しい。
何が惜しいかといえば、その範囲である。あくまで最小単位はノート。ブロックや指定範囲に限ったボカシは入れられない。

何か無いかと探したところ、ブロック単位であればこのプラグインで対応できた。

ただこちらにも惜しい部分がある。文字単位のボカシにも対応しているようだが、環境の問題なのか上手く動作しない。

そこでさらにもうひとつ補足しておくと、ボカシを入れるだけならプラグインは不要。ここはhtmlとCSS両方を扱えるエディタの特権と言ったところか。

.blur {
  filter: blur(5px);
}

/*マウスホバー時の挙動は疑似クラスで*/
.blur:hover {
  filter:blur();
  color: red;
}

CSSスニペットを読み込ませ、htmlでクラスを指定しよう。

通常時
マウスホバー時

結果、これでいい。(個人の見解です)


ボカシやモザイク、あるいは音声のピー音は、そこに「何かがある」ことを隠さない。はっきりとした姿形を隠すだけだ。
それだけに最も意地悪く、かつ蠱惑的な手法と言えよう。

見たくないもの、見せたくない場所、聞かせたくない言葉
あるいは、それとなく伝えたいこと

人の心理とは、複雑である

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