コッコちゃん
コッコちゃんは末っ子です。おばあちゃんに育てられています。
コッコちゃんの両親は共働きでとても忙しいからです。コッコちゃんには二人のお姉さんがいます。お姉さんたちは小学生なので、どたばたと学校に行きます。行く前に、コッコちゃんの顔をみて、学校に行かなくていいなんていいね、と言います。コッコちゃんは、学校、というのがどんなところかわかりません。世界は、自分の家の中だけです。その中で、幻燈がまわるように、ごはんを食べて、絵本を読んで、毎日が過ぎていくのです。
コッコちゃんは末っ子です。おばあちゃんに育てられています。
コッコちゃんの両親は共働きでとても忙しいからです。コッコちゃんには二人のお姉さんがいます。お姉さんたちは小学生なので、どたばたと学校に行きます。行く前に、コッコちゃんの顔をみて、学校に行かなくていいなんていいね、と言います。コッコちゃんは、学校、というのがどんなところかわかりません。世界は、自分の家の中だけです。その中で、幻燈がまわるように、ごはんを食べて、絵本を読んで、毎日が過ぎていくのです。