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キラキラと輝くススキの穂

メニエール病が再発してからウォーキングをはじめた。同じコースでも時間帯によって見える(感じる)風景が違う。この画像を撮影した時間帯は夕刻前。夕陽に照らされたススキがキラキラと輝いていた。やっぱり自然の風景は好きだな~。

私が描いている絵には街の風景であってもほぼ自然(植物)が登場する。例えば街角とオリーブの鉢植えが見事に調和しているような風景に出くわすとグッときてしまい描きたくなるのである。都会の中にある自然、あるいは自然に抱かれた村。

創作活動をはじめて一時期風景画を描いていた。しかし風景画単体を追いかけるには私の時間が足りない。でも描きたいし・・・というわけでイラストと風景画を融合させるようになった。「ポテとゆきだるまん」しかり、「猫のいる心象風景」しかり、主役と風景を調和させ、私の代わりに彼らに世界中を(時にミクロな世界を)旅してもらっている。

歩きながらそんなことを考えていたら、ふと虫の声が聴こえる。そうだ日頃「自然を感じること」を忘れがちだ。せっかく素晴らしい大自然の地に住んでいるのに心に余裕がないと葉のかすれ、水の流れ、風のささやき、大地の香りを忘れがちだ。本来、対話をせねばならないのは私たちを生かしてくれているこの自然のはずなのに。

時々は考えることすらやめて自然に身をゆだねる時間があってもいい。

作家は種で支援は水のようなもの。いただいたご支援は制作の糧となりやがて作品という果実となってこの世に生まれることでしょう。ご支援ありがとうございます。