紫陽花の咲く季節に / (おまけ)アトリエから見える風景
先週の金曜日、上の歯を2本抜歯した。
歯列矯正のために必要な過程を体調不良で先延ばししていたのだ。
まだ麻酔の切れぬ帰り道、無人販売所に”無料”と置かれていた紫陽花の花を一本いただきアトリエに連れ帰る。
さりげない人の善意に触れると「北風と太陽」の話を思い出す。固くなった人の心をほどくには”与えること”なんだろうなということ。この地に越してからそんな温もりに触れる機会が多くなった。
そんな出来事に心動かされたのか、はたまた単純に紫陽花の美しさによるものかわからないけど