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見た目は二倍、頭脳は二分の一。

あまりにも書くネタが無いので、映画のレビューでもすっか。
と言っても、やはりボクは映画ライターでは無いので、
まぁ読書感想文みたいなもんです。皆さんも、小学校低学年の作文を、見る気持ちで見てください。

てなことで、ボクの初めての文章化された、映画レビューです。
これを見れたあなたはラッキーです。明日、二兆円拾います。

では、記念すべき第一回目は…。

【ダブルヘッド・ジョーズ】(以下、DHJ)である。
その名から、おおよそ察しがつくようにB級映画である。
概要は…

双頭のサメがアホ大学生たちを襲う。

以上。双頭サメの恐怖。恐ろしさ二倍。製作陣は、脳みそ半分。
という、書き古された表現をしてみた。

まぁ、さして内容はどうでもいい。皆さんもご存知の通り、
この手の映画に、真剣映画論なんて不毛。時間の無駄である。
内容がないのが、魅力なのだ。
強いて他の魅力を挙げるとすれば、半分の労力で仕上げたCG(これに関しては似たような映画全般)や、自分のサイズを二分の一から、二倍にまで自由に伸縮できる、明らかにおかしい縮尺(これも似たような映画全部に言える)も特筆すべき点である。
シーンに応じて、自分のサイズ感を変える、この臨機応変さ、ボクも見習いたいものである。

しかし、演者については、いささか詰めが甘い。
何がって、登場人物が多いのだ。しかもキャラの被り方も半端じゃ無い。
ボクが見た中でも、被り枠が三枠はあったね。
中でも、「坂口杏里の洋物」枠のシンクロっぷりは、あの井村監督をも唸らせる。杏里Aが食われるまで、まったく区別がつかない。

しかし、ボクは考えた。製作陣の暗喩的な意図があるのでは無いのかと。双頭サメ映画なのだから、キャラも全て二倍という暗喩が…。なるほど、それならば合点がいく。うまいこと考えたなぁと感嘆した。
がしかし、双頭サメは倍の速さで駆逐するのかと思いきや、意外と悠長。早く減らさないと、全員杏里に見えてくる。

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