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保育者のウェルビーイング


 「ウェルビーイング」という言葉を知っているだろうか。
 英語でいうと、”well-being”である。
 well(よい)+being(状態)という意味。

 世界保健機関(WHO)の定義によると「個人や社会のよい状態。健康と同じような日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状態によって決定される」という。
 すごいざっくりいうと。「なんかいい感じだよね」ということ。
 このキーワード、これからの保育者にとって、すごい大事な言葉になってくる。

 保育をしているときを考えてみてほしい。
 気分がいいとき、心地よいとき、そんないい感じのときって、なんだか保育が楽しくないだろうか。
 子どもへの声掛けも穏やかになったり、思いっきり子どもたちと遊んだり、ケラケラと笑ったり。

 逆に、疲れているとき、悩んでいるとき、気分が悪いとき、保育ってつらくないだろうか。
 なんだか子どもへの言葉がピリピリしてしまったり、子どもと遊べなかったり、イライラしていたり。
 それじゃあ、どうすれば私たち保育者が「ウェルビーイング」になれるのだろうか。

 それは一つに、休むこと。
 休憩がしっかりと取れたり、よく眠れたり、ちゃんと定時で帰れたり。
 そういった、ゆとりが「ウェルビーイング」につながっていく。
 また一つに、楽しいことをしてみること。
 趣味を思いっきりやってみたり、音楽を聞いたり、お気に入りのお茶を飲んでみたり。

 そんな心地よい時間が、「ウェルビーイング」につながっていく。
 なんかいい感じだよね、そこからいい保育につながるのだ。

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