楽しいゲームのさがしかた
私はデジタルゲームそのものが好きで、色々なゲームで遊んできました。ドラゴンクエストなどのRPGをワクワクして楽しんできたし、○○殺人事件のようなアドベンチャーゲームでもドキドキしながら楽しんできました。でも、年齢の問題なのか、ゲームをする時間が少なくなってきたことが原因なのか、どんなゲームでも楽しめる訳ではなくなってきました。
今の自分に合ったゲームはどんなんだろう、どんなゲームなら楽しめるんだろう・・。
いろいろ考えてみて、次の条件に合ったものが楽しいと思えることがわかってきました。
・1プレイに時間がかかり過ぎないこと
・ゴール(目標)があること
・適度に頭を使うこと
この条件に合ったゲームって、あるのかな・・。
それが、やっと見つけたんです。それはボードゲームアプリなんです。
ボードゲームというのはパソコンやゲーム機などの電子機器を使わないアナログゲームの総称で、有名なところでは人生ゲームやモノポリーなどが思いつくかもしれません。そのため、ボードゲームと聞くと子供向けといったイメージがあるかもしれませんが、世間には大人も楽しめる色々な種類のボードゲームがあります。ドイツ年間ボードゲーム大賞といったボードゲームを評価する賞があり、いろいろなボードゲームが発表されてきているようです。賞を受賞しているボードゲームはある意味、楽しいことが保証されていると判断できます。
そんな数あるボードゲームの中から面白そうなものを探すという楽しみもあります。もちろん、アプリ版のないボードゲームはたくさんありますが、有名なものは結構、アプリ化されています。
1度クリアしたらおしまいではなく、何度でも遊べます。1プレイの時間もそんなに長くないので気軽に遊ぶことができます。ほとんどのゲームはAIとの対戦なので、ゲームのルールを考えながら勝つ楽しみがあります。
自分のニーズにぴったりじゃん!
私が実際に遊んだことのあるボードゲームアプリのなかで、楽しいと思ったものをいくつか紹介したいと思います。
ポーション・エクスプロージョン
材料を集めてポーションを作り、点数を稼いでいくゲームです。ポーションにはいくつか種類があって、同じポーションを3つ作る、または、5種類のポーションを作ることで技能トークンが1つもらえます。この技能トークンがなくなった周の全員のターンが終わればゲーム終了。点数が一番多い人が勝者となります。
このゲームのポイントは材料を取る作業です。排出機と言われる装置に材料であるビー玉が並んでいて、ここから欲しい材料を取ります。材料を取ると、空いたところに上に並んでいる材料が埋まってくるのですが、埋まることで同じ材料が2つ以上ならぶと、その材料も取ることができます。また、その材料を取ったことによって、また同じ材料がならぶと、また材料が取ることができるといった連鎖が発生します。
ただ取るだけなら、なかなか連鎖は発生しにくいのですけど、今まで作ったポーションを使うことで、邪魔な材料を取って連鎖を誘導することができます。
自分が思ったとおりに連鎖ができて、スムーズにポーションが作れたとき、たのしい!って気分になります。
また、1プレイも15分程度とそんなに長くないので、ちょっとした空き時間に楽しめるゲームです。
Splendor(宝石の煌めき)
コインを集めて宝石を買って、先に15点を集めるゲームです。
5色のコイン(宝石も5色あります)のうち、別の色を3枚か同じ色を2枚とって集めます。場に並んだ宝石カードには購入に必要なコインの枚数が書かれていて、条件を満たせば、宝石カードを購入することができます。
買った宝石はコインと同じ効果を持ち、次の買い物で使うことができます。ただ、コインは使うとなくなるのですが、宝石はなくなることはありません。
このように宝石を買っていくことで、コインを使わなくても宝石がどんどん買えるようになっていきます。
宝石カードには点数がついており(点数がないものもある)、この点数を15点貯めるのが目的です。
また、貴族カードというものもあって、貴族カードに書かれた枚数の宝石カードを集めることで手に入れることができます。このカードにも点数があります。
貴族カードを目指すのか、それとも宝石カードをメインに点数を集めるのか、けっこう悩みどころです。
このゲームは、初めはコインを集めないと宝石カードを買うことができないんだけれど、宝石カードが集まることで、ほしい宝石カードがどんどん買えるようになるところが、すごく楽しいゲームです。
このゲームも1プレイ15分ほどで遊べて、気軽に楽しめるゲームかなと思います。
Catan
カタン島という島を発展させていき、先に10点貯めた人が勝ちというゲームです。
カタン島は6角形の地形カードを並べる形で作られていて、各地形には2から12までの番号が振られています。その地形の交差点に開拓地などを各プレイヤーが建設して、サイコロを振って出た目の地形に隣接しているプレイヤーへ、その地形で産出される資源が配られます。地形には種類があって、木・レンガ・岩などいろいろな資源を産出します。その資源を集めて道や開拓地を作っていくことで点数を取得していきます。
発展カードというカードも資源で購入することができます。このカードは1点を取得できたり、道をつくることができたり、効果は色々あります。どのカードを取得できるかはランダムです。欲しいカードが手にはいるかなあと、宝くじ気分で購入することになります。
また、盗賊というものが存在し、その盗賊がいる地形からは資源が取得できません。また、サイコロで7がでると、資源カードを8枚以上持っていたら半分を盗賊から没収されたりします。
このゲームは、盗賊の邪魔が入りながらも、欲しい資源がやっと集まったときや、発展カードから欲しいカードが取得できたときなど、ゲームが思い通りにすすんだとき、すごく楽しいです。
1プレイに30分程度かかるので、少しじっくりゲームをしたい時に向いているかと思います。
ボードゲームアプリはすごく楽しいですが、問題点も少しあります。
まずは、ルールを覚える必要があること。
ボードゲームは、サイコロやカード、盤、コマなどアナログな物で構成されていて、これらを使って実現できる遊びになっています。そのため、すこしルールというか遊び方が複雑な場合があります。ですが、遊び方を写真付きで説明してくれるホームページもたくさんあるので、そちらを探せば遊び方が理解できてゲームを楽しむことができます。
あと、ボードゲームアプリは日本語化されていないことが多いことです。ですが、ルールさえ覚えて簡単な英語さえ読めれば、なんとかプレイできます。紹介したゲームでもSplendorは日本語対応していませんが、Play とか End Turn 程度の英語が分かればなんとかなります。
アプリそのものも600円程度と高い金額ではないですし、課金要素はほとんどない(機能追加の課金はありますが1回の購入でずっと遊べます)ですので、気軽に購入してプレイできるのではないでしょうか。
自分に合いそうなボードゲームアプリを探してみてはいかがですか?
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