ワーママのSNS見ても共感できずにモヤっとする
こんにちは。バリキャリでもゆるキャリでもない、フルキャリ会社員です。
私には子どもが一人いて、夫婦共働きで協力して家事育児をしています。
SNSを見ていると、いわゆるワーママ(この呼び方が私は好きではありませんが)の投稿がよく表示されます。
しかし、共感できない類の投稿も、さも全ワーママの総意であるかのような投稿にモヤっとします。
私みたいな人がいましたら、この記事をよんでいただけると嬉しいです。
ワーママとは?
調べるとワーママとは、「ワーキングママ」「ワーキングマザー」のことで、働きながら育児している母親を指すそうです。
ただしこのワーママでは就労形態は定義されておらず、専業主婦以外は全て当てはまるんじゃないか?というようなゆるい定義の言葉となっています。
また、働きながら育児するパパを、ワーパパと呼ぶことは稀かと思うので、私的にはなんだかモヤっとする言葉ではあります。
結構幅広いじゃん
となると、「ワーママ」には、少なくとも次のような働き方の人全てが含まれます。
正規職員
フルタイム、時短非正規職員
パートタイマー、アルバイト、派遣、契約個人事業主
また、キャリア思考もいろんな人がいますね。
バリキャリ(仕事重視)
ゆるキャリ(家庭重視)
フルキャリ(どちらも頑張りたい人)
分け方としては、もっと色々あると思いますが、一先ずこんなもんにしておきます。
どんな投稿に共感できないか
私は正社員でフルタイムで働いています。バリキャリではないですが、フルキャリ思考で、子どもを産んでから自分のために二度転職もしています。
夫も会社員でフルタイム、一緒に育休を取得。夜の子どものオペレーションは7割夫がやっています。
そんな私のSNSのフィードに自動で表示されるのは次のような投稿です。それを見た私の感想も添えてみます。
ワンオペ大変系
え、夫は…?
夫の教育や働き方改革も必要だし、ワンオペの状況に追い込んだのはワーママ自身な気もしてくる。
シッターさんとか外部の力を借りてもいいんじゃないか。使えない夫への怒り系
なぜそんな不満を持つような人と結婚したのか、なぜ離婚しないのか、単純に気になる。
夫が使えないのも、妻が自主的に働きをセーブして、育児を一手に引き受けるスタイルになっていたら、そりゃそうだよね。そこに夫婦の合意はあったのか。職場の理解がない系
もう転職しろよ。その会社だけが全てじゃない。職場に縛られて生きるなよ。ママとしての転職系
子どもがいることに引け目感じて探さなくても、今まで並に働いてきたなら、堂々してれば仕事見つかるよ。パートで働く場合の収入と社会保険
気にしたことない。一人でも生きていけるぐらいの収入は確保しておかないと怖いから。
これは私が恵まれているのか、この国の大半が遅れすぎてるのか。それとも、たまたま恵まれない「ワーママ」の投稿なのか。
少なくともこれらの投稿は、一応「ワーママ」の私が共感できる投稿ではないのです。
いずれにせよ、これらのように「自分の環境を当たり前と認識して我慢している人達」と「それに共感する声」を見るたび、とモヤっとします。
もちろん、どうしようもない環境の人もいることは理解しています。しかし、全員が変える余地のない状況だとは思わないです。
自分の選択と行動次第で、その不満は軽減できるんじゃない?
フルワーママの投稿少ないのはなぜ?
では、私のような、フルタイムやフルキャリ、もしくはバリキャリのワーママアカウントは少ないのでしょうか?
私的な結論としては、そういったワーママは「SNSは見る専門になる人が多い」のではないかと思っています。
なぜから、フルタイムで働いていると、SNS運用をする時間を持つことはなかなか難しいからです。ある程度時間を確保しないといけませんからね。
私の周りには大手企業の会社員の友人やママ友が多いです。男女の賃金格差が大きいと言われる日本でも、男性の平均年収以上は収入がある女性ばかり。
不満からくるエネルギーが小さく、日々の暮らしに満足しており、時間もない。
そういう人の多くはSNSで自分の生活を発信しないんですよね。
また、比較的恵まれた立場にあるため、そういった投稿を見ても「へー、世の中には大変な人もいるのね」で終わっています。別の世界の話だと。
自分自身がその状況を選んでいる
多くのワーママは、自分のその働き方を選んで働いているわけですよね。各々の理由があるとは思いますが、それがいちばん自分にベストと思っているはずです。
なので、この働き方でよかった!ワーママいいよ!という投稿がもっとあってもいいんじゃないかな。
余談ですが、自分でビジネスをしているかたの投稿だと、時間的余裕もあるからか、自分の働き方を肯定する投稿が多くて気持ちがいいですね。
自分のしてきたことを正解にする力、自分を肯定する力もあるからこそかなと思っています。
もし自分の働き方や生き方を肯定できないなら、自分でその状況を変える努力をしてみないことには、人生もったいないですよね。
ではまた。
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