逆張りの才能
スペクトラムな人が、本来その職業に向いてないとされる適性でもって、向いてないことをIQでカバーして頑張ると、違った視点でその職業を解釈するため天才的な成果を出すことがある。
例えば比較的アスペ傾向な人が営業職で頑張ると、人付き合いは狭いが深く、ロジカルに営業していくため成約率が高く、永続的に続く企画を実行できる。
また、多動的な傾向の人が構築性を必要とされる作家や講師職につくと、ありえない発想力で人を飽きさせない作品や授業ができたりする。など。
本来向いてないとされる職業であっても、自分の適性にあった環境さえ用意できればそれはそれで天職である。
だからスペクトラムな人間にとっては、職業選びもさることながら環境構築が何より大切な気もする。
自分が生涯をかけてもやりたいと思えるテーマと出会えることももちろん大事。私に限っていうと。
でもやりがいのために自分の適性を無視した無茶な努力をするとすぐに潰れる。
わくわく感情を求めて、いきなり目標を高く設定しすぎてもつぶれる。
淡々と、無理なくコツコツと、でも確実に続けられること。
たまには一気に駆け上がりたいが。