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【ブータン旅行】旅行記1日目

備忘もかねて、前回、今年のGWにブータンを訪れた際の旅行記も徐々に書いていきたいと思います。
まず今回は、1日目から!

パロ空港へ

約10年ぶりにパロ空港に降り立ちました。
2016年に初めて訪れ、こんなにも遠い国なのに「これがきっと最後ではないだろうな・・」と不思議な感覚を抱きながら帰国して
ずっといつか再訪したいと思いつつ日々を送っていたら、コロナ時代に・・
当時はこの先どうなるのか、もう海外なんて行けないんじゃないかという先が見えない日々でしたよね。本当人生は、なにが起こるかわからないものですね。

飛行機を降りたところ。正面に見える建物がブータンへの玄関口、パロ空港です。
滑走路となっているところから空港内部へ歩きます。これぞ、ブータンに戻ってきたなぁ。

ということで、ついに熱望したブータンに・・!
懐かしさとワクワクと・・。
パロ空港は、まったく変わっておらず
こじんまりとしながらも、綺麗なブータンの装飾が施され、王様、王妃様、そして王子様の肖像が飾られています。さっそくブータンに来たことをしみじみと感じるのでした。

王様の肖像画
王妃様。遠い…。よろしければ拡大してご覧ください🙇‍♂️
王子様。2016年にはなかったなぁと、しみじみ。

空港から出たミーティングスポットで、それぞれのガイドさんやお迎えの方と合流します。
私は以前のガイドさんと同じ方と、ドライバーさんは今回初めてお世話になる方でした。
今回の旅の主な目的地は、ブータン南部に位置し、インドにもまたがっている「マナス国立公園」でした。
(後で聞きましたがここはあまり普通の観光客が希望する場所ではないらしいです・・なんせパロからは遠いので(^^;)お二人も初めて行く場所ということでした)
ということで、移動が多い旅になるので、さっそく出発!

コロナ禍を経て再会

コロナ禍をどう過ごしていたか、というお話をたくさんしました。
聞いた話では、コロナ禍ではブータンはほぼ鎖国状態となり、外国からの観光はストップし観光業に従事する方は、収入が途絶えたそうです。
しばらくは補助金が出ていたそうですが、地元の報道局からそのお金は、王様のポケットマネーから出ていると報道され、それを知った国民が王様に申し訳ないと声を上げ、1年程度でなくなったそうです(このあたりが、なんともブータンらしい)。
しばらくしてガイドさんは、インドとの国境付近の、監視のボランティアに就いていたそうです。訓練などもあり過酷な仕事でしたが、ご飯はお米とかぼちゃスープだけの日が多く、かぼちゃスープが苦手になってしまったとか・・
徐々にそのようなボランティアの方々の食料問題についても報道されるようになり、野菜やお肉の寄付がされるようになって状況は改善されていったそうです。
想像以上に、過酷な状態であったことが感じられ、今こうやって再会できていることが当たり前ではないのだなと、改めて感じました。

ちなみにブータンからインドに不正に国境を越えていた人で、ブータンに奥さまがいながらインド人女性と不倫関係にあった人がいたそうです。逮捕となりましたがその後、王様との面会があり釈放されたとか・・。王様のパワー、慈悲、絶大・・。

ドチュラ

そんなこんなでいろいろと積もる話をしながら、到着したのがドチュラです。ここには108つの仏塔が建てられており、観光客や地元の方々の目的地となっています。休日には地元の方々がピクニックで訪れる場所だそうです。ここは標高が3,000m以上あり、雲が目の前に見え、壮観です。今回は霧が多かったのですがそれでも綺麗でした。冬など空気が澄んでいて、運が良ければヒマラヤが見えるそうです。ここのカフェで今回のブータン旅で初めての食事をしました。

ドチュラ。再訪できました。
ドチュラを眺められるカフェでランチ。建物が美しい。
至るところに飾られているロイヤルファミリー
右から噂のかぼちゃスープ、焼きそば、ぜんまいのチーズ炒め、お肉などなど

今回は時間の都合でドチュラは外から眺めただけだったのですが、2016年の写真が発掘できたので貼っておきます!
この時は晩夏だったので、空の雰囲気もだいぶ違います。

雲が目の前

ウォンデュ・ポダン

その後、また移動です。ウォンデュ・ポダンという場所まで来ました。
雄大な山と大きな川。ほんとうに、どこを見ても美しく、ドライブしていてその景色に飽きることがありません。

真ん中に見えるのが川です。日本の昔話に出てきそうな景色
至るところに野良犬がいます。ひたすらのんびりしている・・
牛もその辺を歩いています。

写真で少しでもその美しさが伝われば嬉しいです。

そして!!
もし、ブータンを訪れる方がいればお伝えしたいのは、普段車酔いする方は必ず酔い止めを持参してください!!(大声)
ほとんどの道は山道でクネクネ、また標高差が大きいので上下にもよく動くことになります笑
不思議なことに、普段、日本で新幹線で気持ち悪くなる私は一切酔いませんでした。(なぜ?)
ドライバーさんのおかげ、美しい景色のおかげだと思っていますが・・。

滞在先:ダンプーリゾートへ

見返していて気づいたのですがここから写真が驚くほど少ないです笑
おそらく、疲れ切っていたのでしょう・・。
バンコクでトランジットをして6時間ほど空港で待機し、そこから飛行機でコルカタ経由し合計4時間ほど、ブータンに到着後も移動しまくってましたからね・・。
夜滞在したホテルはこちらです。

ご飯もあいかわらず美味しかったのですが写真がありません笑

ホテルの廊下
ロビー。やはり王様の肖像画あり

夜はお二人とホテルの近くを散歩しました。
真っ暗でしたがとても穏やかな時間が流れていて、日本から遠く離れた異国の奥地なのに、全く不安感などはなく、むしろとても穏やかで心がフラットで、幸せな気持ちでした。小さいころに家族で毎年キャンプに行き、夜虫捕りに出かけた時間などを自然と思い出していました。
そんなふうに終始安心できる穏やかな時間を過ごさせてくれたお二人には、本当に感謝です。

ブータン1日目の旅行記は以上です。
ちなみに、翌朝は鳥のさえずりでアラーム10分前に目覚めました。なんと健康的・・。

つづく・・
Thank you la! 🪷


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