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【ブータン旅行】旅行記3日目(後編) パンバン散策

さてさて、、
しばらくぶりとなった旅行記も更新していきますよ~

はじめてわたしのページに辿り着いてくれた方へ:
ひさしぶりすぎてわたしがなんの人か忘れてしまった方へ:
今年春、GWのブータン再訪記録をぼちぼちと書いています。
よろしければ過去の記事もぜひ。

前回、

マナス国立公園の見学を終え、昼食は2泊3日の滞在先となったロッジでいただきました。

ご飯後、ずーっと逃げないの。地味にすごくないですか?😆

そして、シェムガン県パンバンの村を散策。


ここで、はじめてブータンを訪れた2016年、約8年ぶりにブータン式のお祈りをしました。
ブータンでは、だいたい街ごとにお寺があります。
お寺の中には大きな仏像があるのですが、基本的に中の撮影は禁止です。
お祈りの作法は、
両手のひらを胸の前で合わせて、その状態のまま頭、口元、胸の順に上からまっすぐ手を下ろし、触れていきます。
その後、しゃがんで自分の目線の先くらいの床に両手をつき、頭を床につけて礼をします。
この一連の動作を3回繰り返します。
なぜか、お祈りの後は、いつもより背筋が伸びて頭もすっとクリアになる感覚があります。日本の神社でもそうですが。

その後、車で少し移動し、街を見渡せるという丘の上に移動。

町の後ろの何重にも重なる山々が凄い
中央に見えるのが、先ほどのお寺です
お経の書かれた旗

パンバンの標高は、百何十メートルだそう。
ヒマラヤの横に位置するブータンで、一番標高が低いエリアということです。
周りを囲む山々を見ると、納得ですよね。

村におり、歩いて散策します。
のどかで、のんびり〜としています。

パンバンのコンビニ的な、田舎の商店のような、なんでも売っているお店。
お菓子、ジュース、日用雑貨などがあります。

これは、干し魚

ブータンは、宗教上の考え方に基づき、殺生をしません。
家の中に蚊やハエが飛んでいても、ぱちん!👏🏻
ということはだれもしません。
どうにかこうにかして、時にはすごく苦戦して、みんなであはは~と笑いながら、なんとかつかまえて窓の外に逃がしてあげます。
自然の生き物は、自分たちになにも悪いことをしてこないのに、殺すのはおかしい。
それに、身近な人が生まれ変わって、虫や犬や鳥になっているかもしれない、この虫は、生まれ変わったおじいちゃんかもしれない、という考え方です。
つまり、肉や魚も殺さないということです。
でも、食べはします。
ブータンの人々はわたしの体感では、お肉大好きです。
食べているのは、主に、インドからの輸入品です。
保存がきくように肉・魚は乾燥された状態のものが大半です。
(大半というか、生のものってあるのか??今度きいてみます)
わたしは、記憶ではあんまりブータンで魚に出会うことがなく、お肉は(特にお客さんの立場なので)結構出してもらいましたが、ふつうに美味しいです。
味の違いよりは、一口大ほどの鳥肉でも、骨がそのまま入っていたりするので、その点のほうがいつもより注意が必要だったかなという感覚です。


ダショー西岡さん、という方を知っていますか?
ダショー西岡さんと言っていますが、それはブータンの人々の影響を受けた呼び方で、西岡京治さん という方です。
一般的に、日本ではそもそもブータンという国自体が
注目を集めていないというか、人々の意識の中にあまり存在しない気がします。
でも、ブータンでは多くの方が日本に良い印象をもってくださっています。
それは、日頃のJICAの方々のご活躍もそうですし、ダショー西岡さんがブータン農業の父 と呼ばれるほどのご活躍をされたから、ということです。
ダショー(dasho)というのはブータンの言葉で、国王から最高位の位を与えられた人につく称号です。


そういった先人の努力があり、なにも成していないわたしでもブータンに行くととてもよくしていただけると思っています。
ブータンでは、イヤな思い というのをしたことがほんとうにありません。
あまり他を下げる言い方はしたくないですが、海外旅行でとくにこちらはお邪魔させてもらっている立場なので、現地の人々の歓迎されない意識 というのを少なからず感じることはありますよね。
そういうのがないんです。
言葉は分からないけど、現地の人たちの輪の中にはいつのまにか入れてもらっていて、ネコちゃんがかわいいって会話をしているのはなんとなく分かる、
車で移動中に、車道で牛飼いの人が牛を大移動させていて、避けてくれたと思ったら犬がてこてこ入ってきて、あはは~とみんなで笑ってしまう、
とかそういう感じなのです。
その空気感がとても居心地よくすきなのです。
・・と、話がずれすぎましたが(途中さらっと出てきた例がそもそも日本と違いすぎてわれながら突っ込みどころ多いですがw)
先人の方々のご尽力には最大限のリスペクトと、温かいブータンが大好き、というところに着地します。
そんなブータンにわたしも自分ができることを何かアウトプットしたく、模索している日々です~と、着地します笑

長ーい前置きとなりましたが
パンバンにはダショー西岡さんの生家があります。
そのすぐ近くに彼が建てたという橋があり、現代になってJICAが建設したというしっかりとした橋と並んでいる素敵な場所があります。
マナス川の上なのでなかなかに長い橋です。
せっかくなのでダショー西岡さんの橋を歩いて渡りました。
一見つり橋のようで大丈夫なの・・?という感じでしたがしっかりとした造りで現役でした。

左に見えるのが現代の橋
橋の上から
とおーーくで写真を撮ってくれているドライバーさんを一生懸命撮った図w

夜ごはんもロッジで。
お昼にパンバンのコンビニで買ったお菓子とジュースと、ブータン製のビールで乾杯した穏やかな夜でした。

どこだっただろう?こういうのはもちろんブータン製ではないのですが、バングラデシュとかだったかな?
小さく変な日本語も書いてありました😂

今回も、読んでいただきありがとうございました。
もう、2024年も年末ですねぇ~
2024春ブータン編、年内に書き終えたいなぁ。どうなるかな😂
年末年始、じつはまた楽しみな予定があるのです🌱

ではでは
Kadrinche la 🪷


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