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P3Rめっちゃオシャレじゃねって話

高校生の頃に友達から激推しされて初めてやった「ペルソナ5」、僕は見事に激ハマりしました。その後発売された「ペルソナ5ロイヤル」案の定即買いして遊び倒しました。

では「ペルソナ3リロード」が発売した時僕はどうなっていたでしょうか。

正解は「買うと心の中で思ったなら、その時すでに行動は終わっていた」でした。
この行動の速さにはプロシュート兄貴もニッコリ。

四軒茶屋と心の怪盗団を懐かしみながら降り立った駅は巌戸台駅、ここから「特別課外活動部」として1年を過ごすことになりました。


オープニングからもうオシャレって話

 ゲームを起動してから最初に見るものであるオープニングですが、この時点でかなりオシャレなものになっていました。

 まず主人公が付けている音楽機器(名前は知りませんでした)から音楽が流れ、そのままオープニング曲に入ります。そして今後共に戦っていくであろうキャラたちが次々と登場します。

女の子がリップを塗っていると思ったら帽子を被った少年の引き攣った顔とオドロオドロしい背景。

走っている電車の中に少年が3人いる、、、ように見せかけて2人。

境内の中に明らかな癒し枠の犬がいると思えば制服を着ているロボット?のような少女。

怪しげな機械の前に囚人服の少年とロン毛の大人etc…

とにかく要素が多いです。この時点で見ても何も情報が理解できない。

 ただとにかく言えるのは、エンディング後に見るこの映像は間違いなく僕の心を刺激してくれるということ。そのワクワクを背負いながらタイトル画面に移りました。

なんだか雰囲気が違うなって話

 タイトル画面に移ってから最初に感じたことは雰囲気の違いでした。
 ペルソナ5は黒と赤を基調としてワンポイントくらいに白が入っているといった感じで、ミステリアスでカッコいい印象を受けました。
 しかしそれに比べてペルソナ3Rは寒色系でまとめられていて、全体的に悲壮感というか、悲哀のような印象を受けました。

 人は、色によって様々な影響を受けます。例えば、中華料理屋さんでお店の内装や食器などに赤色が用いられているのは「赤」という色が食欲を刺激する色だからです。細かくいうと、赤色は人を興奮させる色なのです。一方で「青」という色は人を落ち着かせる色になります。心だけでなく痛みや体温も落ち着かせてくれます。

 これらを踏まえると、ペルソナ5の赤と黒を基調にした配色を見た時に感じたカッコよさは計算されたものということになります。実際に心の怪盗団はスタイリッシュでカッコいいヤツらでした。ではペルソナ3Rの寒色系でまとめられたこのタイトル画面も、製作者が意図的に設けた配色と考えていいと思います(発売でいえば3の方が遥かに早いですが)。
 ということは、ペルソナ3Rの全体の雰囲気が賑やかで楽しい感じではないことが掴めてきます。そして見た時に感じた悲壮感も計算されている可能性が出てきます。

 この時点で大分怖くなってきました。なぜなら僕は報われないバッドエンドが大苦手。あのニーアオートマタのエンディングで飼い犬に心配される程の悲し涙を流す男だからです。もちろん配色なんかで物語の結末を決定づけるのは早計ですが、少しでも可能性があるならばバッドエンドは是非とも回避したいところ。

 この物語の主人公をなんとしてでも幸せな結末に導いて見せます。


なんやかんや景色が綺麗って話

 数々の映像を見終えてやっと操作できるようになったのですが、その時の状況がこんな感じ。

血みどろの巌戸台駅前
不気味な巌戸台商店街

 幸先が不安すぎる。綺麗な映像だからこそ、この状況が不気味に感じます。そして何よりも、この状況で冷静に「時間が遅くなってしまった、寮へ向おう」とだけ思う主人公も肝が座りすぎてる。

 なんやかんやあって無事に夜を明かし、同じ寮で同級生の「岳羽ゆかり」と共に月光館学園に登校したのですが、

月光館学園校内

一転変わって安心感が出てきました。心なしかペルソナ5よりもリアル感が増して光の入り方が細かくなっている気がしますね。
そして何よりも驚いたのはメニュー画面。

なんだこの画面、綺麗すぎる。画像では伝わりませんが、このメニューが出てくる時のアニメーションからだいぶオシャレなんです。

メニューと一緒に主人公が上から入水してくるようなモーションがかなり美しい。ペルソナ5の時と同じかそれ以上の衝撃が来ました。

コミュ画面

このコープの画面もかなりお気に入り。コープ画面を切り替えるとアルカナがくるくる回って切り替わります。

ステータス画面

もう一ついいなと思ったメニュー画面がこれ。特別課外活動部のステータス画面です。ガラスの破片のようなもの(薄明の欠片?)にメンバーの目元が映ります。

 ちなみにこの画面で気づくと思いますが、このスクショは2周目時点のものです。というか、コミュ画面以下の文章はストーリークリア後に書きました。ちょっと面白すぎて、この文章を書き終えるまでに2周目に突入してしまったのです。なので物語の結末は全て知ってしまっているのですが、おそらく次の文章でそれらを含めた感想的なものを書くと思います。

 今回もなんやかんや長くなってしまったのでここで終わらせます。まだまだ書きたいことがあるのでまた文章を書きます。

 しかし今回もそうでしたが、文章を1つ書き始めてからそれを終わらせるまでにだいぶ時間がかかる可能性があります。今回はゲームの開始から2周目突入までかかりました。
 なので文章の中の時間が急に吹き飛んでいる可能性がありますが気にしないでください。1日と1日の狭間の時間にこの文章を書いたんだなとでも思ってください。

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