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職種の教科書〜PdM編〜

こんにちは!ポテンシャライトの三浦です。

今回は、今大注目されている職種「PdM(プロダクトマネージャー)」について解説していきます。

この記事は、以下のような疑問を解決できるように記載しております。

「PdMという言葉は知っているけど、具体的に何をしている人なの?」
「どうやったらPdMになれるの?」
「PdMに求められるスキルや経験って何?」

これらの疑問に答えながら、PdMという職種について理解を深めていただける内容にしています。

それでは、さっそく始めていきましょう!


(1) そもそもPdMとは?

PdMとは「プロダクトマネージャー」の略称で、主にプロダクトやサービスの企画・開発・運用をリードする役割を担う職種です。企業によってその定義は多少異なることがありますが、以下の3つが主な仕事の軸となります!

  1. 市場調査やユーザー理解

  2. 開発チームのリード

  3. ビジネス目標の達成

PdMは似ている職種としてPM(プロジェクトマネージャー)やPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)とも比較されることが多いですが、それぞれの役割には微妙な違いがあります。
例えば、PMはプロジェクト全体の進行管理が主な役割で、PMMは製品のマーケティング戦略に特化しています。

簡単に役割を分けると下記に当てはまります!
・PdMの役割:What / Why(何を作るか、なぜ作るか)
・PMの役割:When / How(いつまでに作るか、どうやって作るか)
・PMMの役割:Who / How to Communicate(誰に、どのように届けるか)

(2) PdMの仕事内容について

PdMの具体的な仕事内容には、以下の4つのポイントが含まれます!

  1. プロダクトの戦略・企画立案
    市場や自社の状況を分析し、新しいプロダクトの方向性やロードマップを決定します。特に、競合分析や長期的なビジョンを設定する能力が重要です。また、関係部門との調整や仕様策定、スケジュール管理を行い、プロダクトが予定通り進行するようにサポートします。

  2. マーケティング戦略の立案
    プロモーション方法や販売チャネルの選定、KPIの設定を行い、マーケティング戦略を整えます。市場のニーズを的確に把握し、それに基づいたキャンペーンを企画・実施することで、プロダクトの成功に寄与します。場合によっては、人材配置やITツール導入など運用面のサポートも行います。

  3. 開発プロセスの指揮・監督
    開発チームをリードし、プロジェクトが計画通りに進むよう進捗状況を管理します。問題が発生した場合には迅速に解決策を見つけ、各部門と連携してプロジェクト遂行を支援します。特に、チーム全体のモチベーションを維持し、目標達成に向けて導く力が求められます。

  4. 製品の効果検証・改善提案
    プロダクトが市場投入された後、結果を分析し、改善案を提案します。KPIの進捗確認や新しいロードマップの設計も含まれます。また、ユーザーからのフィードバックを収集し、それを次の開発サイクルに反映させることも重要な役割です。

(3) 必要なスキルセット

PdMに求められるスキルは以下の通りです!

  • コミュニケーションスキル
    経営層、エンジニア、デザイナーとの合意形成や調整能力が必要です。特に、異なる背景を持つメンバー間で効果的に意思疎通を図る力が求められます。

  • ビジネス感覚
    収益構造や市場動向を理解する力。さらに、プロダクトがどのように収益を生むのかを説明できることが重要です。

  • 技術的な理解
    システムやWebサービスに関する基本的な知識。プログラミング経験があると、技術的な課題に対する理解が深まり、開発チームとの連携がスムーズになります。

  • プロジェクト推進力
    プロジェクト管理と問題解決スキル。タスクの優先順位を付け、効率的に進める能力が求められます。

  • UXデザイン経験
    ユーザー視点での改善提案が求められる場合も多いです。特に、ユーザーインターフェースの改善や直感的な操作性の向上に貢献できるスキルが重要です。

<PdMへのステップになる職種>
Webディレクター、エンジニア、UXデザイナー、PM、
マーケター、BizDev、企画職

(4) どんなキャリアを作れるか

PdMとしての経験を積むことで、以下のようなキャリアパスが考えられます!

  • シニアPdMやCPO、CxOへの昇進
    PdMとしてのスキルを磨けば、事業全体を統括する役割にステップアップすることが可能です。特に、大規模プロジェクトを成功させた実績がキャリアアップにつながります。

  • 起業
    サービス作りの全体像を理解しているPdMは、起業に適したスキルセットを持っています。自らのビジョンを形にし、新たな市場を切り拓くことが可能です。

(5)最後に

いかがでしたでしょうか!
PdMという職種について、少しでも理解が深まっていただけたら嬉しいです。PdMへのキャリアアップ・キャリアチェンジを検討している方は、ぜひポテンシャライトのキャリア相談をご利用ください。

ポテンシャライトでは、転職後、さらなるキャリアアップや理想の人生を送っていただけるよう、サポートさせていただきます。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。

〜believe Your potential 〜 

最後までお読みいただきありがとうございました!


執筆者:ポテンシャライト 三浦


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